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sasame-goto.

映画や本やおいしいものについて

Plastic Tree 主催公演「虚を捨てよ、町へ出よう」@豊洲PIT

■SET LIST

 

OPEN:15:00 / START:16:00

 

女王蜂

  1. マイム(Plastic Treeカバー)
  2. ヴィーナス
  3. 一騎討ち
  4. スリラ
  5. 売春
  6. デスコ
  7. イミテヰション
  8. 告げ口


ドレスコーズ

  1. 嵐の季節
  2. 人間不信
  3. Zombie
  4. ハーベスト
  5. Ghost
  6. ビューティフル
  7. 愛に気をつけてね


ムック

  1. 睡蓮
  2. ENDER ENDER
  3. D.f.D.
  4. G.G.
  5. 流星
  6. 蘭鋳
  7. アカ

 

Plastic Tree

  1. Thirteenth Friday
  2. サナトリウム
  3. ムーンライト――――。
  4. マイム
  5. バンギャル
  6. 空中ブランコ

 

ALL

  1. [EN]メランコリック

 @下手後方より

 

 控えめに言って最高のイベントでした。

■女王蜂

アルバム2枚(「孔雀」と「蛇姫様」)を持っているものの、いまいちタイミングが合わずにライブに行けず…だったので、今回観れると知ってとても嬉しかった!

紅い衣装に身を包んだメンバーが登場すると同時に、客席から顔を出す色とりどりのジュリアナ扇子。もうこの時点でインパクトは十分。一気に女王蜂ワールドかと思いきや、一曲目はプラのカバーで「マイム」。全く別の曲のように聞こえるから不思議。

敬意を払ったカバーを終えたらそこからは独壇場と言う雰囲気。アヴちゃんの「アウェイかと思ったけどホームやな!」の言葉の通り、どこのファンも全て巻き込んでフロア大盛り上がり。ステージで見せるアヴちゃんの晴れやかな笑顔もすごく良かったー!

「売春」はMVを観て素敵だなぁと思っていたので聞けてうれしかった。MVでもそうだったけど、やっぱりこの曲は涙腺刺激されちゃう…すてきだなぁ…。

ラスト曲前のMCで「おうちに帰ってからこの曲で夢で会いたいなぁ…」とうっとりと語るアヴちゃん。「女王蜂ファンがざわめいてますねぇ」と不穏な色をチラリと覗かせてからの「告げ口」。これまでの流れであら意外ととっつきやすいのね、と思わせてからのラスト曲でのこの突き放し方!幕が下りてからの会場のざわめきと相俟って、とても素晴らしい流れだった。あんなにポーンと放り出されてしまっては追いかけたくもなりますよ。ワンマンいつかしら。

ドレスコーズ

大分前に新木場でマリーズを観て以来の志磨さんです。一曲目は大人しめというかダウナーな感じで、あれっこんな感じだったっけ?と思ったのですが、以降は記憶にある志磨さんだった!マイクスタンドばったんばったん倒して、その度にスタッフさんがすっ飛んでくるのが相変わらずでなんだか懐かしかった。

志磨さんは声だけでなくステージングにおける陰と陽の使い分けが上手いし、ただそこにいるだけで絵になる…。あとステージから溢れる多幸感がすごくいい。

そして今回、サポートはTHE NOVEMBERSでした。「黒ドレスコーズ、カッコ良く言うとドレスコーズnoir」だそうで、志磨さんどバンドの相性もすごく良かった気がする。のべんばと言えば、3年くらい前にacid andoroidのサポートをしてくれてたんだけど、サポートで観るご縁がよくあるバンドだなぁ。

ラスト、アヴちゃんを呼び込んでの「愛に気をつけてね」。二人で手を取って歌う姿がとっても可愛い…!絵になるすてきなコンビだなぁと思いました。この二人と言えば、このインタビュー企画が好きだったなー。

 

■ムック

ワンマンかよってくらいムックファンが多かったんですが、暗転と同時にやぱりワンマンかよってくらい声援も大きかった。ステージの背景には大きなスカルのあの布が。なんかこの黒い感じといいスカルといい、ジャックされたーって感じがして登場からめちゃくちゃに格好良かった。

いつもは下手のYUKKEを見ていることが多いのですが、今回に限ってはこれまでの2バンドのフロントマンたちの華にやられたせいか、自然と達瑯を見ることが多かった。やっぱりライブパフォーマンスかっこいいな…!髪長い方がステージ映えしそうなどと思ってましたが、そんなことはなかった。か、かっこいい…圧倒的にかっこいい…!

最近の曲でセトリ組んでるのかーと思いきや、時間を逆行するようなセトリだったなぁ。まさかラストがアカだとは思わなかったし、この曲でプラへ繋ぐのも凄い。このバトンを渡せたのも2バンドの信頼関係ゆえかなーと思いました。

Plastic Tree

プラはそこにいるだけでプラワールドになるのが凄いなぁと改めて。梟~サナトリウム~ムーンライトの流れ、好きな曲ばっかりで痺れたー!梟はずいぶん久し振りに聴いたんだけど、歌い方が少し変わったのかな?という印象。AメロBメロでふつふつと言葉が途切れる感じ、音源とはまた違った魅力で素敵だな。

あとそうだ、演出も格好良かった!背景のスクリーンの使い方が上手くてなぁ…。映像も格好良くて主催の貫禄でした。とくに梟の時、タイピングするように文字が淡々と打ち込まれていくのが素敵。すごく派手な演出ではないけど、曲とステージに綺麗に溶け込んでいた…こういうのをサラッとやれるのがすごい。

そして相変わらず突然煽る有村竜太郎にめっちゃ笑った。
竜太郎さん「それでは今日はごゆるりとお楽しみください(淡々)豊洲ウウウウウウウ!!!!!!(突然の煽り)」
客「!?」
竜太郎さん「あ。急でしたか(淡々)」
この落差に未だに慣れないんだけど、この突然の煽りを受けるとプラだなぁと思う…笑

ラスト曲の空中ブランコ、この曲ほんとうに大好きなので聴けて…ジーン…。ドラムが変わった影響が一番出る曲だと思っているんだけど、ケンケンはうまく昇華してくれた気がする。ううほんとうによい曲だ…。

■アンコール

女王蜂からはアヴちゃん、ドレスコーズからは志磨さんとのべんば小林さん、ムックとプラは全員というメンツでのアンコール。

さりげなく志磨さん&小林さんのところに混ざってドレスコーズ顔してる達瑯とか、一生懸命仕切ろうとするケンケンとか、しゃなりしゃなりと優雅に微笑むアヴちゃんの美しさとか、どいつもこいつもハッピーで素敵でしたよー。目がいくつあっても足りない。

あと達瑯がアヴちゃんをお姫様抱っこしようとして失敗してた?よろけたアヴちゃんを支えようとして自爆してた?どっちか分からないのだけども、二人でわぁぁ~って沈んでいったのがなんだか可愛かった。でもそのあと見たtwitterでアヴちゃんが膝小僧に絆創膏を貼っていたのでこれが原因だったのか?と少々心配…。あんな美しいおみ足に傷なんてアワワ!

そしてラスト曲は「メランコリック」。折り畳みが始まった瞬間、のべんば小林さんが「!?」って感じでスマホで写真撮りまくってたのにめっちゃ笑った。確かにこれはV系文化だもんな…。


以上!そんな感じでとても楽しいイベントでした!どこのバンドをメインで訪れたとしても、全てのバンドを楽しめたんじゃないかなー。もはやわたしは誰がお目当てだったのかわからなくなっています!笑

以前もっと若いバンド主催の対バンイベントに行った時は、お目当てがいない間はフロアで座り込む、喋る、携帯を弄る、そしてお目当てが出たら帰る、という光景の果てに、トリの主催バンドまでにフロアがガラガラになってしまって主催バンドが「最後まで残ってくれてありがとう」とお礼を述べるというなんとも世知辛いことがあったのを思い出しました。

バンドもファンもある程度成熟していないとこういうイベントは成立しないのかもしれないなぁ。一つのアーティストに全力でのめり込んで、それ以外に興味はありません、という楽しみ方を否定するわけではないけれど、せっかく差し出されたすてきなものを受け取らないのは損じゃないかなー。

あと個人的に気になったのは、このハコの音響というか、低音がやたら響くのに高音が抜けないという謎の感じ…。ステージ後方から見ていたものの、上に二階席がかぶっていたわけでもないのになんでこんな音なんだろう…謎…。新しくてきれいな会場だったのでそこだけ勿体ない~!と思ってしまった…。いつもああいう感じなのかなぁ。

 

そしてグッズは買うつもりがなかったんだけどつい…ついうっかり…!

 

 

このツイートでアヴちゃんがムックのラババンつけてるのがあんまりにもかわいくて購入してしまいました~。ボタン一つずらしてつけても手首だとぶかぶかだったので、二の腕につけてました。か、かわいい~!でもこの写真だと全く伝わらない…。か、かわいいんだよすっごく!

プラ初主催のイベントでしたが、主催のおおらかさがあってこそ、各バンドの魅力を思う存分発揮できたのではないかと思います。いやはやとっても素敵なイベントでした。ごちそうさまでした。また行きたいです。