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ロンドンゾンビ紀行@Gyao


映画『ロンドンゾンビ紀行』予告編

 

■あらすじ
弁当の配送でなんとか生計をたてている兄弟・テリーとアンディ。ある日、二人は祖父が入居している老人ホームが再開発により閉鎖されることを知る。錠前破りを得意とする従妹や友人、さらには武器を扱う男と組んで銀行強盗を決行するが、いつの間にやら町にゾンビが溢れ出していた。一方、老人ホームでは建物の周辺をゾンビに取り囲まれていた。ゾンビに応戦しようとする祖父たちを救うことができるのか?


Gyaoにて

 ゾンビーバー鑑賞後にゾンビ映画の素晴らしさに目覚め、あれこれと調べて以来ずっと気になっていた作品がGyaoで無料公開!何たる幸福!本当は友人と鑑賞会をする予定だったのですが、参加者3名中私含む2名が体調不良という地獄のような状態になり中止になってしまい、ようやく風邪の治った頃に一人でベソベソ鑑賞しました。かなしい。

ゾンビ映画はあまり観たことがなかったゾンビ初心者ですが、これもめちゃくちゃ面白かった!ゾンビのルール(走らない、直進しかしない、etc...)を忠実に再現していました。ゾンビ映画のこういう真摯なところがとても好きです。先人たちに対する作り手の愛が伝わってくる…。リスペクトはとても大事だと思うんだ…!

そしてじじばばのカッコ良さが最高にCooooooooooool!!!!特におばあちゃんがスマートに銃をぶっ放すシーンが最高でした。あと、歩行器具をつけたヨロヨロのおじいちゃんVSノロノロのゾンビのゆるゆるデッドヒート。予告にも使われていたけれど、この作品一番の名シーンなのではなかろうか。

そんな感じで笑えるシーンが多いものの、最後は謎の感動に包まれて終わるという…。あれっ普通にめっちゃいい話…?イイハナシダナー!?という笑って泣いてのハートフルコメディからのヒューマンドラマ…みたいな…。もうなんだろうこれ…私にもよくわからないんだけどメッチャ面白いから観て欲しい…。なんなんだろうなこれ…何…?わかんないけどすごく面白いから…。

イギリスというとなんだか洗練されたオシャレな国というイメージがありますが、原題は「Cockneys Vs Zombies(コックニーVSゾンビたち)」。コックニー訛りと言えば労働者階級の言葉遣いだそうで、日本で言うところのべらんめぇ口調みたいな扱いなのかな?とは言えわたしは英語まったく聞き取れないのでそんなことにまったく気付かなかったのだけども…。そういうところも分かる人ならもっと楽しめたのではないかと。うぅ、英語勉強したいな…。でもFワードが連発ということだけはとてもよくわかった!笑

しかしこの邦題はなかなか良いなぁと思います。だってロンドンの観光名所がたくさん出てくるもの…ゾンビとともに。イギリス観光の象徴のような赤いあのバスも次にテレビや何かで見かけたら笑ってしまう気がする。

 

■関連作品

ゾンビーバー [Blu-ray]

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