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映画や本やおいしいものについて

リップヴァンウィンクルの花嫁@ユーロスペース


リップヴァンウィンクルの花嫁 (2016) 映画予告編

■あらすじ
東京で臨時採用の教員をしている七海は、SNSで知り合った男と結婚することになる。結婚式の親族の数が釣り合わないと言われ、困った七海はなんでも屋の安室に代理出席を頼むことに。しかし、義母に代理出席がばれた上、浮気をしていたと責め立てられてすぐに離婚してしまう。暮らしに困っていた矢先に、安室に紹介してもらった代理出席のバイトで真白という女性と出会う。自由で奔放な真白に惹かれる七海だったが、真白にはある秘密があった。

ものすごく楽しみにしていたのですが、今更ながら鑑賞。小説、BS版は未読&未鑑賞です。

 

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入口にサイン入り看板が!画像だとあまり伝わらないけどものすごく大きかった~すごい!
 

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館内もこの作品一色!ちょっと早めに着いてしまったのでわくわく見上げながら待機です。

平凡で不器用な七海と、不思議な青年安室と、謎と影のある女・真白の織り成す大人の御伽噺。岩井監督らしい長尺のシーンも健在。ウェディングドレスのシーンはただただ美しい。

岩井作品はことごとくドツボに嵌って、何でも大好き!だったのだけど、本作は何故だか響かなかったなぁ。ウェディングドレスのシーンはすごく綺麗だと思ったものの、肝心のストーリーになかなか入り込めず…。一生懸命「普通」に生きようとする七海があまりに不器用すぎて感情移入できなかったのかなぁという気もするのだけど、なんだか観ている間じゅう、みんなが何をしたいのかよくわからなかった。本人たちもわからなくなっていたのかもしれないけど。

でも、七海と真白の二人のシーンでの真白の台詞の「だから私はお金で買うんだ」という部分はすごくよかった…!言葉だけ見れば冷たいけど、真白の心情の伝わるすごくいいシーンだったなぁ。後日インタビューを見て知ったんだけど、あのシーンは「じゃあためしに撮ってみようか」ってカメラを回したものが一発採用されたものだったのだとか。でもあの空気感はすごくよかった…。

実際の場所や地名が出てくるのも面白かったな。最初のシーンは池袋だし、七海が働くのは蒲田のホテルだし。七海がホテルに呼び出されるシーン、あれアリエッタホテルですよね?大阪に行くときによく泊まるところなのだけど、似てるな~東京だと五反田にあるって言ってたな~と思い起こしていたら作中で「五反田のホテルにいる」という台詞があって驚いた。

よく映画館に行く方だと思うんだけど、今回初めて遭遇したことがありました。それは 上 映 中 に 蛾 。 嘘でしょ!?って感じだと思うんですけどわたしもそう思った…。七海と真城が出会う結婚式のシーンあたりからひらひら舞う蛾。ものすごい存在感の蛾。為すすべもない観客。えぇ…(困惑)

あと今回、上映中にスクリーンを撮ったり携帯を弄る人が多くてそれもそれでなんだかなー…。