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映画や本やおいしいものについて

スポットライト 世紀のスクープ@渋谷HUMAXシネマ


映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告編

■あらすじ
2001年、神父による自動への性的虐待についてボストン・グローブ紙が取材を開始する。カトリック教徒の多いボストンでこの事件を追うことはタブーとされてきたが、記者たちは事件を立証するべく調査を続行。真実を明らかにすることはできるのか。

実際にあった事件を元に描かれているのですが、序盤の展開はまるでサスペンス。特に容疑者(という表現は劇中ではされなかったのだけど)の数が一気に膨れ上がったシーンはゾッとしたけど、映画化に際して数字等は弄っていないそうで…。

徹底的に弱者ばかりを狙う神父が最高に胸糞悪い…。ただでさえ子供だというのに、さらに家庭環境がよくなかったり貧困だったり、さらにはLGBTであることを誰にも言えずに悩んでいた子を狙うという酷さ。典型的な無宗教の日本人の私としては、どうしてそれほどまでに教会を守ろうとするのかと言うことが完璧には理解できなくて悶々としてしまった。

単に特ダネだから追いかけるだけだった記者たちが被害者と対峙することにより事件の酷さに直面し、未来のために動き始める流れがとてもよかった。途中で大きな事件が起こってしまうのはアイヒマンショーにも似た流れで、こういった事件には世間の耳目を集めることも必要なのだなぁと改めて。

そして何よりも、エンドロールで「事件のあった国」としてたくさんの国名が映された瞬間が一番怖かった。ちなみに実際の事件のwikiページはこちら(カトリック教会の性的虐待事件 - Wikipedia)。