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ジュラシック・ワールド@VOD


映画『ジュラシック・ワールド』第1弾日本版予告編

 

■あらすじ
ジュラシック・パーク」の事件から20年後、巨大恐竜テーマパークとして 「ジュラシック・ワールド」がオープン。様々な恐竜の生息する様を観ることのできるこのパークでは、遺伝子操作によって作られた新種の恐竜・インドミナスレックスが誕生していた。飼育係のオーウェンはあまりにも危険すぎると警告するが、パーク責任者のクレアは耳を貸さない。クレアの甥が遊びに来たある 日、ついにインドミナスレックスが脱走してしまい…。

地元のスパでごろごろしながらVODで鑑賞。お風呂上りでホカホカなこともあって序盤は一時停止ボタンとお友達状態だったのだけど、後半は爛々と鑑賞。やっぱり面白いなぁ!

ジュラシック・パーク」は鑑賞済ですが、「ロストワールド」「ジュラシック・パーク3」は未鑑賞。全部見ておいた方が楽しめたのかもしれませんが、1作目のジープやDNAをモチーフにしたキャラクターが出てきたり、ジュラシックパークのロゴの入ったTシャツを着ている人がいたり(「それは着るな」と注意されていた 笑)、十分楽しめました。ジュラシックパーク同様、大人も子供も楽しめるエンターテイメントでした。安定した面白さ。

スリル満点なのだけど、こういう映画のセオリーに基づいて子供たちは死なないので安心して見れる…笑。しかしその一方で大人たちには危険が迫りま くり。特に子守係に任命されてしまったあの女性の最後が怖すぎた…!咥えられてる間の動きとかやたらとリアルで、そして呆気ない幕切れもリアルでめちゃくちゃ怖かった…!

ラプトルちゃんたちがとても可愛かったけど、なんだか最後まで良いように使われてしまったような気もして少々複雑…。恐竜は格好いいし興味もあるんだけど、現代社会に蘇らせるのはやっぱり違うよねえ…。失われたからこそのロマンというか、呼び起こすのは無粋な気がする。1と本作を観た身としては「もうこのパークは諦めろよ」とマジレスしたくなってしまうのだけども、博士の台詞から鑑みるに、まだまだ同じことを繰り返しそうだなぁ…。

ラストシーンは秀逸でした。人間の驕りを一蹴するようにもっとも高い場所から吠えるティラノサウルス、美しかったなぁ。