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スパイダーマン:ホームカミング@新宿ピカデリー

8/12 16:10


映画『スパイダーマン:ホームカミング』予告①



■あらすじ
スパイダーマンとして近所の平和を守る高校生のピーター・パーカー。アイアンマンことトニー・スタークに声をかけられアベンジャーズの戦いに参戦したのをきっかけに、アベンジャーズに加入すべく日々奮闘していた。そんなある日、怪しげな武器が流通していることに気付く。武器の拡散を食い止めるため戦う決意をするピーターだったが、事態は思わぬ展開に…。


@ネタバレ含みます

ネタバレを踏みたくない一心で公開翌日に行ってきました。攻撃は最大の防御!ピーターくんの成長譚としても、スパイダーマンというヒーローのアクションムービーとしてもとても面白く観れました。いやはやこれは面白い。フレッシュなスパイダーマンが微笑ましくて、気付けば手に汗握って応援してしまったよ。次回作も楽しみ…!

ヴィランヴィランたる所以もきちんと描かれていて、大人としては「その気持ちはわからんでもない…」と思ってしまって少々複雑。というか毎度毎度トニーがヴィラン誕生の原因になりすぎているような…気が…する…。シビルウォーでも不器用だな~;;;と思いながら見てたんですが、トニー氏もうちょっと…もうちょっと報告連絡相談などをしたほうがよいのでは…社長とは言えほうれんそうは大事…。

しかし、今回のヴィランであるエイドリアンがピーターの恋のお相手であるリズちゃんの父親だったとは…。あの扉から現れたシーン、ほんとうに驚いた…!設定としてはベタなのかもしれないけど、あの流れで父親が!エイドリアーーーーーーン!!!ってかなりの衝撃でした。流れがうまい。

ホームカミングのパーティのシーン、あの扉の中に入らず背を向けて去ってひとりで戦うことを選ぶのか…と思ったんですが、ちゃんと本人を前にして伝えたのがピーターくんの実直さを表していてとてもよかった。高校生としてかつヒーローとして両方やっていくんだろうなぁと思えるシーンでした。

そんな感じでストーリーそのものも良かったんですが、アクションも良い!戦い方にも高校生ゆえというか、ピーターくんゆえの真っ直ぐさや素直さがすごくよく描かれていたような気がします。15歳の彼なりの信念を持って戦っていて、それは時に甘っちょろい理想論に見えてしまったりもするのだけど、そんなひたむきさにギュッとなるのだ…。

アツいシーンは多々あれど、ネッドとのコンビネーションが最高ー!スクールカースト低めの二人のコンビの織りなすアクションシーンがとても爽快でした。「イス係」大活躍のシーンのスカッと感がとてもよかった。というかネッドってめちゃくちゃ有能よな…?トニーの作ったスーツの「補助輪モード(このネーミングめっちゃかわいい 笑)」を解除したり、人生初のイス係でもバリバリ機能していたし、今後が楽しみです。

ネッドくん然り、ヒーローとサポート勢の関係性がすごい好きなんですが、カレンちゃんもかわいかったなぁ。ああいうAIとのコンビネーションも良いですよねえ。カレンちゃんはおそらく人工知能?的なものなので、これからどんどんいいコンビになっていくんでしょうか。でも今の「とりあえず殺ります?」「処す?処す?」みたいなことばっかり言ってくるカレンちゃんも過激かわいい。そう言えば、訳されてなかったんだけど、ピーターくんはドローンにも名付けてたよね?ジョニーだかジョージだかジョンだかそんな感じの名前で呼んでいたような…。か、かわいいな…!

トムホくんの孫力がすごい…。なんでこんなにかわいいのかよ…トムホという名の宝物…。瓦礫を持ち上げて立ち上がるシーンでは赤子に餅を背負わせて歩かせるあのイベントを見守る祖母のようなきもちになりました。あんよが上手;;;;;;;;;;あんよが上手;;;;;;;;;;;;;;;;本当に可愛いのでお小遣いをあげたいし牛角でおなかいっぱい食べさせてあげたいというきもちでいっぱいです(?)

それから、密かに毎回楽しみにしてるスタンリーのカメオ出演(というには存在感がありすぎるんですがw)、やはり今回も面白かった!思いの外登場が早くて笑ったし、台詞あるどころか役名までついてるし!笑 あれ別撮り?なのかな?次回作も楽しみだなー!

 

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック