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sasame-goto.

映画や本やおいしいものについて

BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS- シド@Zepp Namba

f:id:mach24:20170224160252j:image

■SET LIST
OPEN 16:00 / START 17:00

【1】シド
 ANNIVERSARY
 V.I.P
 Dear Tokyo

 硝子の瞳
 モノクロのキス

 hug
 空の便箋、空への手紙

 チイサナツバサ
 夏恋
 妄想日記
 眩暈

【2】BREAKERZ
 WE GO
 BIG BANG!


 幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて
 BUNNY LOVE
 CLIMBER×CLIMBER

 世界は踊る
 硝子の瞳(シドcover)
 She is Devil


 ヒトリジメ(with マオ)
 REAL LOVE
 灼熱
 DESTROY CRASHER

【EN】BREAKERZ×シド
 嘘
 SUMMER PARTY

 


@上手2柵前方より

ド上手のいつもの位置で待機。でっかい荷物持ってる人とかダウン着込んでマフラー巻いてる人とかがいて、そんな装備で大丈夫なのかと他人事ながら心配になりました(笑)。 チケットはだいぶ売れていたみたいだし、そこに着膨れと荷物が影響したのかわからないけど、開演10分前には扉が閉められないほど人で溢れる混雑っぷりでした。こんなに混んでるスタンディングのライブは久し振りだー。

ステージには今回の対バンツアーのバックドロップがかかっていて、赤と青の2色のライトで照らされている状態。緞帳は上がっていたのでセッティングは丸見え状態。ほぼ定刻に開演。ステージ上からスルスルとスクリーンが下りてきて、ナレーションつきの動画がスタート。シドのことをめっちゃageageで説明してくれてありがたやー。シド動員のことを「ID-Sのみんな!」って呼んでて笑った。シドギャと呼ぶわけにはいかないのな…笑 赤コーナーシド!の紹介とともにメンバー登場。

衣装はしんぢさんは黒シャツに黒ジャケ黒パンツ。ジャケットの襟が赤くてギラギラしたやつ。同じくネクタイも銀色のギラッとしたもの。あと、ゆうやの赤メッシュが金メッシュになっていた!これはこれで似合う。

【1】シド
シドさん久し振り!っていつも言ってる気がするんだけどあまりにもシドに餓えているので仕方ないのである!いつもの上手の端っこで待機。圧縮されてスカスカになった結果、咲き放題でとても良い。

1曲目は『ANNIVERSARY』。BREAKERZの10周年をお祝いするかのような幕開けでいい感じだなぁ。「出会ったんだ~」のところは客席が歌いました。歌詞の分からない人もいるので、マオさんが歌う前に歌詞を教えてくれるんだけどメロが分からないと歌うのは難しいのでは…笑

続いて『V.I.P』、知っている人の多い曲のようで、フロア全体すごく盛り上がっておりました。さらに続けて『Dear Tokyo』!この曲のしんぢさんが本当にギターヒーローという感じで大好物なのですが、今日もきらきらとヒーローでした!ギターソロのぺったんぺったん奏法も健在でとても嬉しかった。やっぱりこの曲のギターソロはこれが一番好きです。ANNIVERSARY→V.I.P.→Dear Tokyoって同じ時代を生きたバンドマンに捧げる最高のセトリだなあ。

  • マ「大阪でのライブは2年振りです」そんなに経つ!?ってびっくりしてしまった。
  • マ「久し振りだから緊張してガスター10飲まなきゃって…」客「胃散…胃散…(ザワ…ザワ…)」大田胃散はー!?とかハッキリ聞く感じじゃなくてザワ…ザワ…ってなっててシュールすぎる
  • マ「それはしんぢくんじゃん」マオさん最近あんまりMC中の突っ込みを拾わないのに拾ってくれたんだけどそれほどにざわめいていたのだろうか…笑
  • マ「名前だけでも覚えて帰ってね!シドです!シ・ド!簡単でしょ!」
  • マ「(明希ちゃんを指さして)あ・き!明希とAKIで名前も一緒だから覚えやすい!」「(Shinjiを指さして)Shi・n・ji!こっちも似てるね、ShinjiとSHINPEI!しんでぃーとしんぴー」「マオとダイゴも似てるね!ゆうやとまことはちょっと違うね!」開始早々マオワールド全開である
  • マ「Shinjiくんは最近料理にハマってるんだよね」
  • S「ニコ生でBREAKERZの皆さんにラーメンを振る舞ったんですけど、そのお礼にってSHINPEIさんが塩麹の鶏チャーシューを…」マ「待って!それは後で言うから!次のMCで言うから!!」自分から振ったのに強制終了させてて笑った
  • S「料理も音楽も似たところがあるよね」客「あー(納得したような空気)」
  • S「お客さんや食材が違えば料理も変わってくるというかね」客「あー…?(?)」
  • マ「ちょっとよくわかんないな」S「『あー』の声も小さかったね」
  • S「…あ、音楽じゃなくてライブだわ。お客さんと食材でライブは変わるよね」客「うん…」うん…


据え置きアコギが出てきて『硝子の瞳』から『モノクロのキス』。モノキスのテンポがやけにゆっくりに感じたのは気のせいだろうか…。「バラードです」と前フリをして『hug』。hugの時だっけなぁ、ピンクぽい紫っぽい綺麗な色のグラデーションの照明ですごく綺麗だった!今回のライブ、照明がすごく綺麗でありがたかった。

次の曲は久し振り…と前フリがあったので、そう言いながらそんなに久し振りでもない曲なんでしょう?マオさんいつもそうだもん知ってる知ってるなどと余裕こいていたらまさかの『空の便箋、空への手紙』。ヴァーーーーーー!!!!!あのねえこの曲の時のねえしんぢさんがねえほんとうに素晴らしくてねえええええ…!!!大サビのところでマオさんにピンスポで周りは暗めになったのだけど、しんぢさんの手元に光が当たってて、真っ暗なサウンドホールの上の指先がすごく綺麗に見えてとても絵になっていたなぁ。ここの映像とても見たい。頼む映像をくれ金なら出す。曲終わり、しんと静まり返るフロア。圧倒されたようなこの空気含め、空空すごく良かった…!

  • マ「曲の後にでワァッてなるのもいいけど、こうなるのもいいよね」と得意げにニンマリなマオさん。どや!って感じで微笑ましかったけど本当にその通りよな…。
  • マ「さっきのMCでもちょっと話したんだけど、今日はSHINPEIさんが塩麹の鶏チャーシューを差し入れしてくれて、それがすごく美味しくてね!」
  • マ「しんぢくんと料理の話をしてたんだけど、もうさっぱりわかんなかった。ここは料理人の楽屋なのかって感じで。今から対バンするんだよな?って」
  • S「アルミを使うのかジップロックを使うのかとか色々あるんですよ」奥が深い…。


「新曲です」と前フリしてからの『チイサナツバサ』、ライブで聞くと音源よりギターがきらきら響いているような気がしてとてもよかった!続いて『夏恋』。曲前に「もうすぐ夏だね」「あと2~3ヵ月したら夏だね」と言い始めるマオさんにめっちゃ笑った。マジレスするとあと2~3ヵ月したら春です。夏恋のキラキラしたギターが大好物なのですが、今日も良いキラキラ具合でした。2番Aメロのギターがめっちゃ好きなんだけど、ここ絶対下手に行ってしまうんだよな…と思ったら今日も下手へ。夏恋のしんぢさんいつも同じ移動なのは何故なんだろうかってくらい同じ導線で移動するよな!上手→下手→ドラム前→上手!いちおぼえた!

そして『妄想日記』!間奏のメンバーの名前を呼ぶところでは「メンバーの名前を呼ぶ時間です!メンバーの名前はShinji、明希、ゆうや、マオです!」とADばりに説明してくれるマオさん。「できたら今ステージにいるメンバーの名前でお願いします!目のあたりが好きだな、とか接しやすそうだな、そういう理由でもいいので!!」接しやすそうwwww そして最終的に「斎藤工とか言われたら困るけど、それはいないんだけど」空前絶後のオオオオオオオ

ラストは『眩暈』。ステージ見てる場合じゃなかったのでステージ上のことがまったく記憶にないんだけどすごく楽しかった…!

お手振りタイムを経てハケ。珍しくしんぢさんの投げたピックが客席に到達しておりました。センターよりの上手あたりだったかな?

しんぢさん、ギターの持ち替えを減らすためにしんぢモデルのギター作ったって言ったような気がしたんだけど、持ち替えめっちゃ多かったなぁ。こだわりの男(?)。最近のライブではマオさんの声がもたなかったりで心配だったのだけど、最後まで違和感なく歌い切れてよかった。このくらいのボリュームがいいのかなぁ。

【2】BREAKERZ
BREAKERZ前の転換中に下手の方で人が倒れてしまったようでしたが、大丈夫だったのかなぁ。なかなかスタッフさんが気付いてくれなくてハラハラしてしまった。無事に外に出れたようだったけども。

こちらも開演前にはスクリーンが登場。サングラスをかけてオラオラな感じでシドへのコメントを語る青コーナー・BREAKERZの皆さん。

  • D「シドとはほぼ同期で絶対負けられない戦いだ!なぁSHIPEI!」
  • S「Shinjiさんにニコ生で最高に美味いラーメンを御馳走になって胃袋を掴まれたぜ!これは負けてらんねぇから今日は塩麹で漬けた鶏チャーシューを作ってきたぜ!チャーシュー対決も負けねえぜ!」
  • A「シドとは同期で何度も共演したことがあったけど、ファンの人が「明希ー!」って呼ぶでしょ。俺たまに勘違いしちゃう。今日も反応しちゃうかもしれないけどその時は優しい心で手を振り返してくれ!!」
  • D「今日はシドの『残り香』の残る中のライブだけど」誰がうまいことを言えと
  • D「みんな『smile』になってほしい」「その美しい『硝子の瞳』で見届けて欲しい」「そして、どちらがより『Sweet?』なのか皆に決めてもらいたい」上手すぎて笑いを通り越して感心してきた
  • D「でもシドのみんなには感謝している。ライブの後は『hug』したい」「いいライブをして、そしていい『sleep』になるよう頑張りたい」見事すぎなのでは?????


掴みが完璧すぎるスクリーン芸を経て開演。シドのこともたっぷり弄ってくれたので、シド動員もニッコニコです。ほんと上手いなぁ。すごい。

『WE GO』『BIG BANG!』と盛り上げ曲が続きます。2曲目はギター隊によるラップがあったりして面白かった。そして曲の端々に90年代の香りを感じてとても良い。2曲の後にMC。

  • D「シドは同じ時代を駆け抜けた同期の仲間で、戦友だと思ってます」「対バンライブに出てくれませんかってオファーを出したら1、2を争う速さで返事をくれて嬉しかった」
  • D「ID-Sの人―」客「はーい!」思いの外多くて驚いた。半分以上いなかった!?
  • D「BREAKERZ初めて見るっていう人ー!」客「はーい!」D「多いね!?あっこれ意外と観られてないんだね!?」いままで対バンしたの東京ばっかりだったからなぁ…。
  • D「でもいいんです!何故なら!!今日見てもらえるから!!!」ポジティブ
  • D「ID-S。(I)いいよね (D)DAIGO (S)好き。今日だけこれでいこう。あっごめんなさい、すいません!」即謝罪する気の良さ
  • D「シドね。(S)最高に (I)いい感じで (D)ドカンと行こうよ!」イニシャル芸すげえ


『幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて』からの『BUNNY LOVE』でうさ耳を装着し始めるメンバーにザワザワしはじめる会場。人気のある曲なのかなーと思っていたら同行者に「チューする曲!!!!!!!」と必死さアリアリで耳打ちされて笑った。しかしチューはなかった。でもかわいかった。『CLIMBER×CLIMBER』の後、再度MC。

  • D「同じ時代を生きたバンドだからノリが似てるよね。やったことあるノリでしょ」わかる。というかDAIGOが終始シド動員の客を意識してくれていてありがたすぎる
  • ここでメンバー&サポート紹介。ドラム誠さん、まずはサポートのベースMatsuさんのM&Mコンビから。
  • D「Matsuくんはシドの明希ちゃんと地元が一緒なんだよね。すごい昔からの知り合いです」そうだったのか!!
  • D「まこつはゆうやくんと交流があるんだよね、ほぼ同世代だし」客「?(まこつ…?)」D「あっごめん、まこととMatsuが混ざってまこつになっちゃった」
  • D「ギター、SHINPEI!」お立ち台に上がるSHINPEIさん。
  • S「いらっっっっっっしゃいませええええええええええ!!!!!!!!!!!」直球で笑った
  • S「みんないい笑顔だなぁ!!」D「みんな『お前がな』って思ったと思うよ」S「そうですか!?口角上げてこうぜえええええ!!!!!!!」テンションの高さにつられて笑ってしまうwwww
  • D「SHINPEIくんはこういう、ワイルドで筋肉なキャラなんですけど、持ってる資格教えてあげて!」S「えー、まずは運転免許、調理師免許、アロマテラピー検定、整理収納アドバイザー、収納検定、ダイエット検定(延々続く)…そして今年はフィナンシャルプランナーを目指してます!大人になってからの勉強は楽しいですねえ!」テンションと勢いで脳がいまいち追い付かないんだけどすごくない!?
  • D「どんなギタリストになりたいの?」S「皆さんの生活と暮らしに役立つギタリストです!!!」
  • DAIGO、ドラムの方に行ってAKIHIDEさんと話したり水飲んだり。その間、延々鶏麹について語るSHINPEIさん。麹に入っている成分が鶏肉をやわら~くするとか、開場の皆にも食べさせたかったけど近所の西友には鶏肉が5パックしか売っていなかったとかそういう話を生き生きと語るSHINPEIさん。かわいい。そして一通り語り終えるとDAIGOの方を向き…
  • S「終わりました!!!!!!!!」報告wwwwwwwwwwww
  • D「あっ終わった?長いから休憩しちゃってたよ」S「クッキングトークが熱くなってしまいました」
  • D「しんしんコンビでニコ生とかで料理番組やったらいいんじゃない?」課金します(クレカの番号を打ち込みながら)
  • A「BREAKERZの方のAKIです!僕の苗字は佐藤というので、佐藤の方のAKIって呼んでもらっても大丈夫です!」
  • D「二人ともお酒に飲まれるタイプだからねぇ…」アッ…
  • A「気を付けます…」気を付けられるタイプなら大丈夫だしキムチを投げたりシャッターによじ登って流血するタイプではない気がした
  • D「うちも『明希様ー?』ってファンの子にやってもらってるんだけど、実はあれはシドのライブを見て取り入れた」A「そうなの!?明希くんにお礼しなきゃ!」
  • D「そしてボーカルDAIGOです!」
  • D「今日はシドと一緒にやれてうれしいね。マオくんのことは本当に昔から知ってたから。マオくんが前のバンドの頃に池袋のCYBERっていうライブハウスで対バンしたこともあったんだよね」
  • D「CYBERは楽屋がすごく狭くて、出番の10分前くらいまで中に入れないのね。メイクも車の中でやるような感じで」
  • D「楽屋に行ったらマオくんが鏡とこのくらいの距離(5cm以下)で付け睫毛つけてたんだけど、その姿が忘れられない」想像したらじわじわくる
  • D「あのマオくんの姿はね…死ぬ時にまた思い出すと思う」走馬灯にまで出演するつけま装着マオさんっょぃ


「志半ばで道を下りた人たちもいるけど、そんな中で同じ道を行く仲間は心強い存在だと思います。次の曲はそんな仲間に向けて歌いたい曲です」という曲紹介で『世界は踊る』。同じ道を歩んだ仲間たちに向けた曲で、しんみり染みました。良い曲だ。

次はなんと新曲ということで、フロア大歓声。DAIGO曰く、「今朝まで作詞してた」らしい。そしてなんと曲名が『She is Devil』!頭文字をとると「SiD」!えっなんでそんな…そこまでしてくれるのDAIGO…?どこにいくら振り込めばいいのDAIGO…?(動揺) 曲調が激しめだったせいか、DAIGOが「折り畳めー!」って煽ってました。折り畳みを煽られるのって新鮮…!笑

  • 次のMCはグッズ宣伝。BERAKERZってMC長いな…!?
  • D「Tシャツです!今日はこれ着て寝てね!」これ、帰りに買う人に向けて「ライブで着てね」じゃなくて」「今夜は着て寝てね」なのがうまいと思った
  • D「グッズでね、お酢があるんです、バーサ酢って言います」酢。
  • D「みんなにね、健康になってほしいと思って作ったんです。健康じゃないとライブ楽しめないでしょ?」
  • D「2週間前の東京公演で48本中19本しか売れてないって言われて、MCで宣伝したら終演後に売れ切れたんですよ。良かったぁって思ったら、大人たちが調子にのりまして、なんと今回は110本仕入れたと!!」S&A「まじで!?」D「俺以外知らなかったんだけどマジです」A「調子のってる!」SHINPEIさんとAKIHIDEさんが二人でブーブー言っててかわいかった
  • D「品(しな)はいいのでね、ぜひよろしくお願いします!」
  • D「ライブ前に音出しっていうのがあるんだけど、その時よくシドさんの曲を弾かせてもらってるんだけどね、みんな結構マジで弾いちゃう」客「やってー!」
  • D「マジ無理だから!」客「やって!」本物聞いたでしょ!」客「やって!!」D「無理だよ!」客「やって!!!」
  • D「だって目の前にここ(胸)に『シドギャ』って書いてある人がいるんだよ!無理でしょ!!」その文字列に関しては気にしないでください ただの柄だと思って下さい
  • D「無理だよいきなりは」スッ…って用意しはじめるAKIさんSHINPEIさん。
  • D「え?え?やるの??え???」」2人の間でオロオロするDAIGO(100%仕込み)


ちゃんと照明も落としてがっつり始まる『硝子の瞳』。途中までだったけど楽器もボーカルもがっつりで嬉しかった。そして上手かった。

  • D「声ひっくり返りそうになっちゃったよ!マオくん声高いから!」
  • D「前にね、マオくんと一緒にステージで歌ったことがあるんです。Collabo BANG!っていうイベントだったんだけど…」懐かしい…!
  • D「その時のイベントで一度だけ歌った曲があるんです。でもこの曲、一人じゃ歌えないの!ゲストを呼びます!マオくーん!!」盛り上がる客席


『ヒトリジメ』、久し振りすぎて完全に初めて聞いた気分になってしまった。これ、音源化は難しいのかなぁ。大人の事情的なサムシングがあるのはわかるんだけど、そこを…そこをなんとか…!

『REAL LOVE』はセクシーな女性ダンサーさん2名を従えて、軍帽を被って歌っておりました。曲終わりにDAIGOとAKIHIDEさんがステージ中央でキッスからの客席大歓声。続いての『灼熱』はタオル回し曲。曲後半でAKIHIDEさんがタオル回しながら左手でコードだけ押さえて弾いててすごいと思った(小並感)

最後はヘドバン曲の『DESTROY CRASHER』で〆。さっきまでさわやかにタオルを回していた人達が髪を振り乱し始めて最高でした。たのしい!

BREAKERZめっちゃ楽しかったー!BREAKERZVAMPS主催のハロウィンライブだったり、シド主催のCollabo BANG!だったりと対バンイベントに来てくれて目にしていたのだけど、BREAKERZ主催イベントでははじめて。BUTTERFLYしか分からないのに大丈夫だろうか…と不安になっていたのだけど、初めて聞く曲もすごく楽しめました。DAIGOの煽りがめっちゃ上手い。口で煽るだけじゃなくて、フロアの温度を察してサラッとフォローするのが凄いなぁと思いました。タレントとしてのDAIGOを目にすることが多かったのだけど、バンドマンDAIGOめっちゃかっこよかった!さりげない気遣いが上手いの、本当に格好良いなぁ。

【EN】BREAKERZ×シド
スクリーンが再び降りてきて、今回の対決についてはどちらも良かったので引き分けにするということに。そういう茶番嫌いじゃないよ!!!!

そしてBREAKERZとシド登場。あきあきコンビとしんしんコンビで登場して沸く客席。そのあと一人でスッ…て登場するゆうやに笑った。DAIGOがBREAKERZの時のメンバー紹介のようにシドのことも一人一人紹介してくれました。ありがたやー。ゆうや→Shinji→明希→マオの順だったんだけど、ゆうやの後は自分だと思ってた明希ちゃんが「次絶対俺だと思ってたのに!」って抗議しててかわいかった。

  • ステージ中央でマオさんにぴったりくっついているDAIGO。
  • マ「ちょっとDAIGOさん距離近くないですか」D「マオくんが近くにいると寄っちゃうんだよね!嬉しくて!」
  • マ「お酢、俺も買おうかな。俺が買ったら20本目でしょ」キリバン酢
  • D「いやそれはあげるよ!笑」
  • マ「チラシ配りとかしてたでしょ?」D「してたしてた!」
  • マ「お金がなかったから、一回に四枚印刷して切って配ってた」A3からA5を4枚の錬金術師だ!
  • D「昔CASCADEさんでチラシ配りさせてもらってたんだけど、日本武道館の時になんでか分からないけど人がすごい来たことがあったの。なんでだろうって思ったら、なぜか俺がメンバーの弟だって噂になってたみたいなんだよね」マ「でもそれ言わないで配ったでしょ」D「否定はしなかったね。『えっ、あっ、ど、どうぞ!』みたいな」たぶんそのライブ行ってたんだけどそんなことがあったとは…!笑
  • D「明希ちゃんともCYBERでやってた頃からの仲でね!」明「でも俺もっと前にDAIGOさん見たことあるんですよ。10代の時に。DAIGOさんがすげーインディーズの頃なんですけど」
  • マ「すげーインディーズって何(笑)」D「あんまり人気がない頃ね、駆け出しの頃」明希ちゃんなりのマイルドな表現に笑った
  • 明「地元でライブしてくれて観に行ったんですけど、もうその日からDAIGO革命が起きたんですよ!みんなかっこいいって言ってて」
  • D「あの頃のDAIGOさんはかっこよかったっていつも言ってくれるんですよ」明「今もかっこいいです!」
  • D「みんなセッション好きだよね?セッションやろうと思いまーす!」
  • D「ドラムが2台ありますよ!」この時、SHINPEIさんがドラム台を「1!2!」って指さして数えてから「ヨシ!」って感じで頷いてたのめっちゃかわいかった。
  • D「じゃあまずはシドの曲を!マオくん曲振りよろしく!」マ「その振り新鮮!笑」


まずはシドの『嘘』。ギター3本もあるのすごい!厚い!!最後の音をめっちゃ伸ばすマオさんとそれに合わせてくれるDAIGO。演奏終わってるのに声だけ伸びてて何の勝負だ!?みたいな状態になっていて笑ってしまった。

  • D「マオくんめっちゃ伸ばすから焦ったよ!」マ「死ぬかと思った」マオさんもかい


最後はBREAKERZの『SUMMER PARTY』!イントロはゆうや→誠→明希→Matsu→Shinji→SHINPEI→AKIHIDE…と1人ずつコールしながら音に参加していく感じで面白かったです。ワクワク感があってとてもよい!曲中、お立ち台に乗るマオさんとDAIGO。明希ちゃんたちも参加して、しんぢさんも呼ばれて、6人でぎゅうぎゅうになりながら乗っててかわいかったです。

最後に写真撮影。「さっきゆうやくん乗ってないから!」ってDAIGOにお立ち台に立たせてもらうゆうやくん。一人一度は乗るルールなの!?めっちゃかわいい。そうこうしているうちにまたみんなでお立ち台に乗って、7人でぎゅうぎゅう状態。AKIHIDEさんが一番上手側に立ってたしんぢさんを内側に立たせてくれようとしたんだけど、しんぢさんが「アッ大丈夫です」って感じで断って、「いやいやどうぞどうぞ」「いやいや」「どうぞどうぞ」「いやいやそんな」って延々やっててかわいかった。最終的にしんぢさん自ら外側にしゃがんでおりました。ワチャワチャしたこのやりとりがかわいくてかわいくて…!

この写真めっちゃ良いなー。

 

噂の鶏ハムのレシピはこちらです。直球においしそう…!

いやはや楽しいライブだったー!BREAKERZの十番勝負はまだ続くようですが、対戦相手に呼んでいただいてとても嬉しかったです。BREAKERZとステージを共にする縁はまだまだありそうなので、次回も楽しみです。



■関連リンク

www.barks.jp

LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門@シネマサンシャイン池袋


「血煙の石川五エ門」PV

 

■あらすじ
ヤクザ・鉄竜会の用心棒として雇われた五ェ門だったが、鉄竜会の有する賭博船が襲撃される。襲撃者である元兵士のホークは、偶然同じ船に盗みに入っていたルパン・次元・不二子を始末しに来たのだと告げる。ホークの仕掛けた爆発により鉄流会組長は命を落とし、ルパン一味とつながりのある五ェ門が疑われてしまう。汚名を晴らすべくホークを追う五ェ門だったが…。

 

※ネタバレ含みます

五ェ門 それは 幼女時代のわたしの初恋の人。そんな五ェ門が主役を張ると聞いて観に行かないわけにはいかないので劇場へ行ってきました。1時間と尺は短めでしたが男の葛藤や成長が60分に濃縮された素晴らしき時間となりました。格好良かった…本当に格好良かった…。

ホークと出会い敗れた五ェ門が自分の未熟さや傲慢さと向き合いそれらを乗り越え、最強の剣を手に入れるまでの物語。五ェ門を五ェ門たらしめ、斬鉄剣が白鞘に収まるまでが丁寧に、けれど無骨に描かれておりました。格好良かった。の一言に尽きます。格好良い。ただひたすらに格好良い。それ以外の言葉が出ない。

戦闘シーンにおける静と動が本当に格好良い。この作品の見せ場のひとつでもあろう50人斬りのシーン、合間に映されていた鹿威しがさぞかし格好良く鳴るんだろうと分かっていながらもやはり痺れる演出でした。流れるような斬り合いの後、幕切れの拍子木のように響く鹿威しが綺麗に響き渡るのはなんとも美しい。

肉体的な戦いだけでなく、精神面での削り合いの描写が素晴らしかった。五ェ門VSホークの決戦でホークに首を落とされるイメージを受け付けて死の恐怖を感じさせるシーンが凄い。これぞまさに「相手を凌駕した」ということなんだろうなぁ。五ェ門も肉を削がれるという大怪我を負いながらもホークを圧倒し勝利。五ェ門のこの怪我(というレベルじゃなくて致命傷ですよね)が痛そうすぎて痛そうすぎて。肩ロースの部分が出てるんですよ肩ロースの部分が。

ルパン一味の男の絆も良かったです。手は貸さないけど最後まで見届ける次元とルパンの背中の広さよ…。その中であくまでも「らしく」振る舞う不二子ちゃんもとても良かった。銭形の渋さも増していて、ハードボイルド感全開で格好良かった!ルパン一味のバランスってほんとうにすごく良いなぁ。幼き頃から大好きな関係性で、大人になった今でも憧れます。

いやはやほんとうに格好良かった。幼女時代のわたしに四半世紀後も五ェ門はこんなにも格好良いと教えてあげたい。

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入場特典のポストカード。もうこれを見ただけで一目瞭然だと思いますが作画がめちゃくちゃ格好良いんです…。絶対に劇場で観た方が映える作品だと思うので是非劇場へ!

 

 

マグニフィセント・セブン@渋谷シネパレス

www.youtube.com

■あらすじ
1870年代のアメリカ西海岸の小さな町、ローズ・クリーク。金鉱のあるこの町では、大富豪・ボーグにより強引かつ暴力的な地上げが進められていた。そんな中、ボーグに夫を殺害された未亡人・エマが町の住人から資金を集め、賞金稼ぎのサムに助けを求める。サムは偶然出会ったギャンブラーのファラデーや旧友で凄腕のガンマンのグッドナイトを始めとした七人の男を集め、ローズ・クリークへの町へと向かう。


※ネタバレ含みます

七人の侍』の西部劇でのリメイク版『荒野の七人』のリメイク版…という位置付け。七人の侍は子供の頃におじいちゃんと一緒に観たことがあるのだけど、本当に小さかったので全然覚えていない…。でも戦闘シーンがかっこよかったということだけは覚えていて、今回この作品を観て「そうそうこの感じ!」と思い出しました。

キャラクターが大変に格好良い!お調子者のギャンブラーのファラデー、サムの旧友で凄腕のガンマンのグッドナイト、グッドナイトの相棒でナイフの達人のビリー、お尋ね者のメキシコ人のバスケス、信心深い怪力男のジャック、ネイティブアメリカンのレッド・ハーベスト。彼ら七人がとにかく格好良い。かっこよすぎて涙が出るレベル。あまり多くは語らないものの、たった一言の言葉やたった一発の銃弾が雄弁に物語るという素晴らしさ。

仲間集めのシーンではどうしてサムに協力する気になったのかという心情を細かく描くことはないのですが、それぞれの持つバックグラウンドから想像するのがとても楽しい。そういう空白が程よくて、観客に委ねてくれるのもまた良し。レッド・ハーベストとボーグ側のインディアン男のネイティブアメリカン対決はもっとがっつり観たかったなぁ。物足りなさを感じたそのくらいで、あとは全てがいい塩梅でした。

男たちの絆もとても良い…!グッドナイト&ビリーのコンビが最高でした。グッドナイトの冗談にビリーだけが笑ったり、グッドナイトをビリーがさりげなくフォローしたり、すごくいい関係でした。どんな風に出会ったのかとか、非常に気になる。コンビと言えば、中学生みたいにからかい合うファラデー&バスケスも可愛かったなぁ。ファラデーがやられると激おこオーバーキルで棺桶送りにしちゃうバスケス。いいライバルだなぁと微笑ましかったです。

あと、レッド・ハーベストの「腹減った」のシーン!あの一言で他の面々との距離がグッと縮まったなぁという感じ。そして町での戦いの時、躊躇なく銃を使ったのも格好良かった。特に言及されていたわけではないけど、ネイティブアメリカンが迫害された時に使われたであろう銃を躊躇なく手にしたと思うと痺れるし、英語もわかったということはもしかして白人と何らかの出会いがあって銃を使ったことがあって(そもそもあの一発からして使いこなせていたし)、それが部族の長に「お前は違う」と言われた理由だったり…?等と色々と考えてしまった。ただの空想というか妄想なのだけど、そういう行間がとても良かったです。

そんな風にキャラクターへの思い入れがめちゃくちゃ深まったものの、半数が命を落としてしまうことに…。でも、死んでしまう人たちにもちゃんと救いがある。彼らは自分のすべきことを完遂したし、矜持が折られることもなく、赦されて散って行ったのが良かったなぁ…。ちゃんと意味のある死だったのだと思います。「死の天使」グッドナイトが地に落ちて、その役目を終えた…という流れが素晴らしかった。

キャラクターについつい目が行ってしまうのだけど、アクションも凄かったです。サムが馬の片側に乗って撃つシーンがめちゃめちゃかっこよくて痺れました。ビリーのナイフを使った近接戦も良かったし、バスケスの二丁拳銃も格好良かったし、ジャックのバーサーカー的な突っ込み方も凄かったし、ギリギリの場所での命の取り合いに一秒たりとも眼が離せない。というかもう目が足りない。1カメの映像も2カメの映像も3カメの映像も全部くれ!!コンマ1秒たりとも見逃せない格好良さ!

すごく良い映画を観た!という多幸感でいっぱいです。素晴らしき作品だ…。

 

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■関連リンク

書楼弔堂 破暁/京極夏彦

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文庫版 書楼弔堂 破曉 (集英社文庫)
 

■あらすじ
御一新から四半世紀を迎えた明治二十年代半ば。元旗本の高遠は、雑木林に囲まれた別宅で日々無為に過ごしていた。ある日、ひょんなことから近所に奇妙な書舗を見つける。書楼弔堂と名乗るその店は、古今東西の様々な書物が所蔵されており、店の主人はここは本の墓場であると言う。そんな奇妙な本屋に、高遠と同じ時代を生き、様々な悩みを持つ人々が探書に訪れる。

【1】探書壱 臨終
近所を散歩していた高遠は、軒に「弔」の一文字が書かれた半紙が貼られた奇妙な建物を見つける。おそるおそる足を踏み入れてみると、そこは夥しい数の本の納められた本屋だった。圧倒される高遠の前に、幽霊を見たのだという老人が現れる。そんな老人に店主が差し出した本とは。

【2】探書弐 発心
郵便局の前でおかしな書生に出会った高遠。著名な作家に師事しているものの、先進的な作風の師を持ちながら古い物とされている江戸会談を愛する自分に負い目を感じているのだと言う。そんな書生を弔堂へ導く高遠。書生にはどんな本が差し出されるのか。

【3】探書参 方便
以前勤めていた煙草会社が店を畳むことになり、送別会がてら元雇い主である山岡と共に女義太夫を観に行った高遠。帰り道に山岡の知人である矢作に出会い、矢作が心酔している師の話を聞かされる。弔堂を訪れると、偶然にも山岡の師である人物に遭遇する。

【4】探書肆 贖罪
近所の鰻屋を訪れた高遠は、そこで身なりのいい老人と、その老人に影のように付き従う奇妙な男に出会う。弔堂に行きたいという二人を案内した高遠だったが、老人はその男は死んでいるのだと言う。男の身に一体何があったのか。そして男の正体とは。

【5】探書伍 闕如
顔馴染みの書店員から高遠に会いたがっている作家がいると聞かされる。その作家は奇遇にも高遠が最近読んで感銘を受けた本の書き手だった。探している洋書があり、弔堂へ行きたいという作家の案内人をを買って出る。探していた本に巡り合えて喜ぶ作家だったが――。

【6】探書陸 未完
ひょんなことから猫を預かることになった高遠だったが、弔堂に本を売る客が猫を引き取ることに。猫の引き渡しついでに本の積み下ろしを手伝うことになった高遠。向かった先は、神社だった。依頼人の胸に秘めた思いとは。


※ネタバレ含みます

12月に発売されていたなんて知らなかった…!いつもkindleばかりなのですが、久し振りに紙の本です。京極さんの本は紙で読みたい。相変わらず奇数ページできちんと文章が終わっているページデザインはお見事。文庫でここまでするのは凄いなぁ。見惚れてしまう。

弔堂を訪れるのはいずれも幕末~明治初期に活躍した文化人や政治家など実在の人物。しかし、名前が明かされるのは物語が終わりを迎える時です。これは誰だろう?と楽しむのが面白かったのですが、本書の公式サイトではドーンと書かれていて驚いた。これを最後に目にするからいいような気がするんだけど、どうなのでしょう。好きな作家さんの本は公式情報さえも入れずにそのまま読むのが一番いいなぁと改めて思った次第。一話目から圓朝月岡芳年が登場して、芳年好きとしてはたまりませんでした。

フォークロアのように含みを持たせるような終わり方が、余韻があってとても良い。人の不安や焦燥を描いていながらも、最後にはそこにスッと光明が差すのも良かったです。歴史に名を残したあの人もこの人も、ただただ邁進して功績を遺したわけではなく、こんな風にぐるぐると思い悩んだりしたのかもしれないなぁなどと思ったり。

「この世に無駄な本はない」という言葉は本好きとしてはとても嬉しかった。本に貴賤はないんですよ…ほんとに…。ラノベも絵本も料理本にも情報は等しく存在していて、何かしらの感情を喚起させられると思うんです。あとこの作品では出版の移り変わりなんかも描いていて、そのあたりも面白かった!

同著者の他のシリーズのキャラクターも登場し、作者のファンとしても楽しめました。3話目の「方便」では巷説シリーズの不思議巡査が登場し、井上圓了に師事しているという設定。六話目の「未完」で登場する中禅寺輔氏は、どうやら百鬼夜行シリーズの中禅寺秋彦と関係がありそう。世代的に祖父なのでしょうか。その他、由良伯爵なんかも登場して、あちらのシリーズのファンとしても楽しめました。猫は石榴の祖先だったりして…?と思ったんですが、そこはインタビューで否定されておりました。さすがにないかぁ。

いわゆる高等遊民の高遠の気ままな暮らしが羨ましかった…。本を読んで無為に過ごすなんて最高の贅沢だと思うのだけど、そんな高遠もモヤモヤとした不安を抱きながら過ごしているようで、人間生きている限り悩みは尽きないのだなぁなどと思ってしまった。結局彼がどうなったのかは描かれていないけれど、「これで良し」と思えるような人生を歩んでいてくれたらいいなぁ。何かすごいことをしたり生み出したりして結果を残すだけが人生ではないと思うし、存在していれば人生だし、高遠にはそんな風に生きて欲しい…などと勝手ながら思ったり。

高遠が狂言回しとなるのはこの「破暁」まで。自作の「炎昼」は若いお嬢さんが語り手になるようです。小泉八雲柳田國男あたりが登場してくれたりしないかなぁ…と密かに期待しつつ、文庫化待ち。でも我慢できずにkindleで分冊を買ってしまいそう…笑。

■関連リンク

www.shueisha.co.jp公式サイト。各話で取り上げられる登場人物について明記されていますが、知らない方が楽しめる気がします。

www.sinkan.jp本作に関するインタビュー。これ面白い。

以下、登場した人物のwikiをメモがてら貼っておきます。

月岡芳年 - Wikipedia

泉鏡花 - Wikipedia

井上円了 - Wikipedia

勝海舟 - Wikipedia

岡田以蔵 - Wikipedia

巌谷小波 - Wikipedia

ドクター・ストレンジ@池袋HUMAXシネマズ

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「ドクター・ストレンジ」 最新映像

 

■あらすじ
天才外科医としてメスをふるっていたストレンジ医師。地位も名誉も手に入れて傲慢に過ごしていたある日、交通事故で両手の機能を失ってしまう。高額な治療を繰り返すが回復は見込めず絶望していた時、『カマー・タージ』という施設で下半身麻痺から回復した者がいるという情報を得る。カマー・タージに向かったストレンジが見たものは、神秘に満ちた魔術の世界だった。手を治すために魔術の修行に励むストレンジだったが、カマー・タージと敵対する勢力との戦いに巻き込まれ…。

 
※ネタバレ含みます

面白かったー!マーベルもアメコミもはあまり良く分からない私でも十分に楽しめました。マーベルユニバース?というのかな?があまりにも壮大すぎて一体どこから入ればいいのか分からなかったのだけど、スルッと入れて楽しく観れました。私のようなライト層も観たまま楽しめるし、詳しい人は行間を読んでディープに楽しめそうだし、すごく上手く作られているなぁ。

魔術を用いて時空を歪めながら戦うのですが、この映像美が凄まじい。2Dだったのに夢中で目で追っていたら酔いそうになった。笑 エッシャーの騙し絵のような、幾何学図形のような映像の応酬に、脳がグラグラとやられっぱなしでした。特にカマー・タージでストレンジが初めて多元宇宙を体験するシーンは、もはや合法ドラッグの域。3DとかIMAXで観たら一体どうなってしまうんだろう…。

キャラクターもとても魅力的でした。予告やあらすじで耳にしていたほど、ストレンジが傲慢な人ではなかったなぁ…という印象。もっとすごい嫌な奴なのだと思っていたので、事故に関しては同情の方が強かったかも。間違いなくストレンジの危険運転が原因ではあるのだけど。ウォンのキャラが良かったなぁ。堅物そうに見えておとぼけなところもあって、なんとも愛すべきキャラクター。そしてワンが格好良かった…!パズルのように足場を組み替えながら扇子風に出力したシールドみたいなやつ(語彙力がない)で戦うのがすごく格好良かったです。

アメコミヒーローというと一直線でどちらかというと直情型、というイメージがあったのだけど、ストレンジは思考を重ねて戦法を決めるというのが面白かった。医者である矜持を守りつつ柔軟に闘うというのが格好良かったなぁ。ワンの選択を受け入れるあたりもストレンジの性格が出ていたなぁと思います。

ちょいちょい入る笑いも良かった。Wi-Fiのパスワードだとかビヨンセだとか、クスッと笑える小ネタがあって些細なやり取りも楽しめました。ストレンジ先生は自分にジョークのセンスがあると思ってそうだけど、終始小スベり感が漂っているのがなんともかわいらしかった。笑

そしてマントちゃんがとてもかわいい!性別設定があるか分からないけどものすごく乙女感を感じた…。マントちゃん可愛いよマントちゃん…!締め上げながら頭部を殴打するエンドレスバイオレンスに笑ってしまった。このマント殺る気まんまんだ…!強くてかしこいマントちゃんの今後の活躍も気になるところです。

次の敵はモルドかなぁと思いきや、エンドロール明けのソーとのやりとりも気になる…!ソーとストレンジ先生が共闘とかそういう展開なのだろうか。それにしてもモルドの高潔さがそう作用してしまうのか…と思うとなんともせつないです。

 

ドクター・ストレンジ:プレリュード (ShoPro Books)

ドクター・ストレンジ:プレリュード (ShoPro Books)

 

フリークス・シティ@ヒューマントラストシネマ渋谷

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■あらすじ
人間・ゾンビ・ヴァンパイアの種族が暮らす町・ディルフォード。多少のいがみ合いはありながらも平穏に暮らしていたある日、エイリアンの急襲を受ける。四つ巴のバトルが起こる中、同じ高校に通う人間のダグ、ゾンビのネッド、ヴァンパイアのペトラの三人が立ち上がる。果たして三人は、町を救うことはできるのか?

 ※ネタバレ含みます

未体験ゾーンの映画たち5本目は、ドタバタ青春ホラーコメディ。いつもより少し狭いシアターだったものの、場内ほぼ満員でした。あらすじの時点でめちゃくちゃ面白そうだもんな…。

期待を裏切らない面白さでした。全編に漂うB級感とテンポのいいストーリー、ニヤリとする小ネタの数々、そしてラストの謎の感動。ご都合主義さえも良いエッセンス!トンデモ設定なのに地方都市あるあるやアメリカのスクールカーストあるあるもコミカルに描いていて上手いなぁ。軽く観られてスカッとできる良作です。

三人が暮らすのはパッとしない小さな町で、名物は謎の肉を使ったサンドイッチ。高校生活も家族との関係もあまり上手く行っていない。何から何までショボい。そんな三人だけど、町のピンチを前になんとか守ろうと奮闘して成長していくのがとても良かった。三人ともそれぞれ魅力的なのだけど、ゾンビなのにブレインポジ(※食糧的な意味ではなく)のネッドくんがソーキュートでした。

後半のシーンでダグが熱弁を揮うもいまいち同意を得られなかったのに、ダグパパが突如として始めた\U....USA!USA!USA!/に次々に乗っかって\USA!USA!USA!/と一気に士気を高めるくだりが最高でした。これがアメリカノリ…!!!あと最後の最後の決戦での「なんであいつドイツ訛りなんだよ…」のくだりにも笑った。

何か見たことがある…と思っていたら、ビッチちゃん役の人(役名忘れてしまった…)がハイスクール・ミュージカルのガブリエラ役の人だった!あの頃から美人さんだったけどますます美しくなってー!!と親戚のおじさんみたいなきもちになってしまいました。

わりとサクッと「あっごめん殺っちゃった」「あっごめん食べちゃった」みたいなノリで罪のない一般人が死ぬので、そこを笑いに昇華できない人にはオススメできないのだけど、そこらへんをこういうもんだと割り切って流せる人であればオススメしたいです。普通に面白い。

 

アイヒマンを追え!ナチスが最も畏れた男@ヒューマントラストシネマ有楽町

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■あらすじ
1950年代後半のフランクフルト。検事長のバウアーは、ナチスによる戦争犯罪の告発を行うべく奔走していたが、法律・政治関係者は戦時中にナチスに関係していた者が多く、捜査を行うことに抵抗を示す。捜査は難航を極めていたが、ある日、アイヒマンがブエノスアイレスに潜伏しているという情報を入手する。ドイツの機関では捜査を行うことができないと判断したバウアーは、イスラエルの諜報機関・モサドに情報提供することを決意する。

※ネタバレ含みます

時系列的には「アイヒマン・ショー」の前のお話。アイヒマン逮捕までの一連の流れを描いています。ドイツ政府や検事局に勤める人々はその多くが戦争関係者であり、戦争犯罪を直視することを忌避する。真実から目を逸らしたまま終戦から十年以上が経った1950年代の後半、未だナチスをドイツ国民の手で裁くことを諦めない者がいた。そんなバウアー検事による執念の物語です。

バウアーが完璧な英雄ではなく、過去には政治犯として収容所に入れられ、転向書に署名をしナチスに屈した経験があり、さらには当時は法律で禁じられていた同性愛者であるという面を描いていたのが良かった。一度は砕けた人でも、誇りを取り戻して自分を律することができるし、マイノリティに発言権がないはずがないのだとバウアー自身が行動で示してくれました。

若者との討論番組でドイツの誇りは何かと問われたバウアーの答えが印象的。「森や山は誇りではない。我々が作ったものではないからだ」「ゲーテアインシュタインも違う。彼らは偉大だが、それは彼ら個人のものであり、ドイツが偉大なわけではない」「我々の誇りは一人一人が何を考えるか、そこにある」というようなことを返すのだけど、そんな言葉にも自国の未来を見据える気持ちが垣間見えてとても良かった。

骨太な物語や登場人物はもちろん、それらを彩る音楽が素晴らしかった。哀愁漂う少しレトロな音楽がマッチしていて格好良かったなぁ。そして、甘く切なく歌い上げる歌姫ちゃんがめちゃくちゃに美しかった…。衣装やその着こなしにも性格が出ていたりして、とても面白かった。バウアーの後ろ髪がかわいかったです。笑

完全なフィクションというわけではなく、カールは実在の人物ではない模様。でもバウアーとカールの絆はとても素晴らしかった。カールのしたことは結局は裏切りで完全にアウトなのだけど、ようやく本当の自分をさらけ出せる相手に出会えた喜びを思うと、あそこで店に行ってしまったことは責められない気がする…。カールはあの後どうなったんだろう。フィクションの人とは言えこの映画の中では確かに存在していたので、とても気になってしまいます。

 
■関連リンク

 本作の後、アイヒマンがどのように裁かれたのかはこちらで描かれています。

 

 こちらもバウアーを描いた作品の模様。こちらも観てみたいなぁ。