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映画や本やおいしいものについて

ヴィジット@VOD

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■あらすじ
ペンシルバニアで暮らす祖父母の元に遊びに行くことになったベッカとタイラー姉弟。シングルマザーである母は祖父母と折り合いが悪かったというが、優しく穏やかな祖父母の元でのびのびと過ごす。しかしある夜、祖父母が異常な行動を取っていることに気付く。始めの内は歳だからだろうと思っていた二人だったが、祖父母の行動は徐々に常軌を逸していき…。

 
※ネタバレ含みます

近所のスパのVODにて鑑賞。見逃がしていたのでちょうどよい!ありがたや~!おそらく元々映像が暗め(※画面の明るさ的な意味で)の作品なのですが、スパのリクライニングシートだとよりいっそう暗くてところどころ何が起こっているのか謎だったりした…笑 ベッカたちが「今のは何!?」って言ってるシーンとか、本当に「えっ何かいたの!?何!?」って感じだったし見えないせいで余計に怖かったです。

結論から言うと二人の本当の祖父母は殺されていて、祖父母だと思っていた老夫婦は精神病院から抜け出したサイコな患者だった…というオチ。祖父母がボランティアをしていた病院の医師が「先週来なかったけどどうしたの?(※この時点で殺されていた)」とか、病院スタッフが「病院でちょっとした事件があった(※患者の脱走)」などとフラグを立てていくのですが、それがものの見事にこのニセ祖父母のことでしたという…。気をつけていたら気付きそうな伏線だったのに、ニセ祖父母の普段の行動が異常すぎてそんな想像している場合じゃなかった…笑 母親とSkype通話をするためのノートPCのカメラが壊されて、最後の最後に直った時の母親からの決定的な証言「それ、おじいちゃんとおばあちゃんじゃない」が衝撃でした。

全編通して怖いだけじゃなくて、時折挟み込まれるコメディ要素は何だったんだろうな…。タイラーのラップとか、タイラーがFワードの代わりに女性アーティストの名前を叫ぶとか、「真面目にやれwwwww」と突っ込みたくなるシーンがチラホラと散りばめられていて、独特の温度で綴られていて謎の味のある作品でした。ただ、ちょいちょい愉快なテイストを挟むので、じじばばの奇行も怖がるところなのにシュールに見えて笑ってしまいそうになったりして、どういうテンションで臨めばいいのかわからなくなったりもした。なんとも言えない独特な空気。

ベッカとタイラーも二人それぞれのトラウマ(ベッカは鏡が直視できない、タイラーは潔癖症気味)を克服できてよかったよかった…のかもしれないけど、あまりにも荒療治すぎて逆に別のトラウマが発生しないか心配になってしまいました。笑 でもエンディングの元気そうな二人を見てちょっと安心したり。

同監督の『スプリット』まだ観に行けていないので、こちらも楽しみだなー!

 

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス@TOHOシネマズ新宿


アイツらが帰ってきた!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』予告編

 

■あらすじ
ピーター率いる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々は、黄金の惑星の指導者・アイーシャから依頼を受け、バッテリーを怪物から守る依頼を受けた。無事に任務を完遂した面々だったが、手癖の悪いロケットがバッテリーを盗んでいたことが発覚し、アイーシャ率いる艦隊から総攻撃を受ける羽目になってしまう。そんな中、謎の男・エゴがガーディアンズの救出に現れる。

 
※ネタバレ含みます

ちょっと観てみたいな~と思っていた矢先にMARVELオタクと会う機会があったので軽率にご一緒させてもらったら、滅茶苦茶面白くて大変でした。こんなに泣かされるとは思わなかった…。ハンカチではなくタオルを持って行くことをお勧めしますというかタオル必須。持って行かない場合は鑑賞後に下睫毛がデロデロになる呪いにかかるぞ気をつけろ!わたしのマスカラは流れ去った!

ヨンドゥがとにかく格好良かった。自身を裏切った仲間たちを返り討ちにするシーン、武器のヤカ(っていう名前なのだと今知った)で次々に薙ぎ倒していくのが格好良い!いや、元は仲間だったじゃん…と思わないでもないのだけれど、他の仲間をあんな方法でやられたんじゃなぁ…。そして最終的にヨンドゥも彼らと同じ最後を迎えるというのもまた、ヨンドゥらしいなぁと。仲間のこともピーターのことも自分なりのやり方で落とし前をつけたという感じがして良い…。

ちょっとしたギャグシーンのように見えるシーン(「俺はメリーポピンズだ!」とか、ドラックスがピーターとヨンドゥを「親子だと思ってた」と言って「アイツ青いじゃねえか」というくだりとか)が、後から思い起こすと泣けてしまうよ…。でもこういうのって、ものすごくリアルだなーと思いました。いなくなって初めて、何も考えずに笑ったり怒ったりしていたことがとても大事なことだったと気付くというかなんというか、思い出してからも泣けます。監督すごいなぁ。

あと、クラグリンがとても良かった。髪形もヨンドゥ意識なのかと思っていたら、最後にピーターがヤカを形見分けしてくれたシーンでホロリ。格好付けて使おうとしてたけど、クラグリンから見たヨンドゥはそう見えてたんだろうなぁと思うと泣ける。その後見事に失敗して笑ったけども、憧れの人にそんなにすぐに追いつけちゃったら寂しいから、今はまだあのぐらいがいいね。

あと一番笑ったのはラヴェジャーズに捕えられたヨンドゥ&ロケットがグルートに指示をしてヨンドゥの頭のフィンを取って来てもらうシーンでグルートがそっと差し出した親指。ああいう温度感に弱い。グルートかわいかったなぁ。最後のシーンでベビーグルートがおねむになって、ドラッグスに抱っこをせがんで背中をポンポンしてもらいながら眠りに落ちるのがもう…もう…!ドラッグスがおとうちゃんの顔でウワーッてなりました。おとうちゃんだった人が復讐に燃えて、それからまたおとうちゃんに戻れたんだ…。そう思うと、やっぱりGotGの面々は家族なんだなぁと。

公開から2日目に行ったのもあって、場内は日本在住っぽいの外国の方が多かった気がします。Tシャツとかしっかり着こんじゃってるギークな感じの方々が超クールでした。上映中に手を叩いて笑ったり、グスグス泣いたり、最後には隣の席の人と最高だぜ!って拳合せたりしてて、本場のノリっぽくてこれはこれでGotGらしくて楽しかったです。笑

ハ~~~~もっと言いたい事があるような気がするんだけど最高すぎて纏まらない!ほんと最高でしたセンキュー!4DXを監督が監修したと聞いてとても行きたいです。

 

 

 

シド 日本武道館公演 2017 「夜更けと雨と」@日本武道館

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■SET LIST
OPEN 17:30 / START 18:30

紫陽花
林檎飴


アリバイ
妄想日記
妄想日記2

レイニーデイ
暖炉
ハナビラ

夢心地
バタフライエフェクト
ENAMEL
dummy
吉開学17歳(無職)

[EN]硝子の瞳
[EN]循環
[EN]プロポーズ
[EN]隣人
[EN]眩暈

 

@アリーナA6ブロック10列目より

久し振りのシドさんワンマンライブに行ってきました。ワンマン久し振りすぎてもう何が何だかわからねえけど嬉しい!ヤッター!!九段下の改札前で同行者を待っていたら、待ち合わせしていたわけでもないのに懐かしい面々がやってきて面白かったです。時間ギリギリにのんびりやってきた呑気なぢヲタ4人でのんびり会場へ。

ステージセットはシンプルなつくり。ステージ奥に縦長の大きいLEDスクリーン、2階席の両端にスクリーンが1つずつ。スタンドは北西~北~北東をすべて潰していて、ステージが前にせり出る感じで横幅が広めに作られていたかと。

10分ほど押して開演。雨や水滴を映したオープニング映像後、メンバーがセリから登場。まさかそこから出てくるとは思わなかったよ…!下から来るぞ!気をつけろぉ!

衣装がまさかの全員黒で統一されていました。こんなに揃った衣装着るの10年以上振りなのでは…?フロント3人は黒のジャケットで、マオさんはゆったりしたボトムス、しんぢさんは少し緩めのボトムス。明希ちゃんはどんなんだっけ…。ゆうやはフロント3人より動きやすそうな感じだったかと。

メンバーそれぞれが配置について始まった『紫陽花』。一曲目が紫陽花って昔はよくあるセトリだったけどまさか今回の日武でド頭に聞けるとは!ギターソロがすごいかっこよくて、こんなにかっこよかったっけ?と改めて思えたのでしんぢさんはすごい。

続いて『林檎飴』『罠』とアタマからしんぢ曲連続で最高ですセンキュー!セトリがすごすぎて狼狽しすぎて記憶があやふやです…笑

  • マ「こんばんは、シドです!」この挨拶さえ懐かしい~~~~ファ~~~~~~~
  • マ「みんな待ってた?」客「待ってたアアアアアアアアア」飢餓感がすごい
  • マ「俺たちもシド待ってた」
  • マ「1年7ヵ月振りのワンマンライブです。気付いたら結構経っててさぁ…。こんなに空く予定じゃなかったんだよ。月曜日か来て火曜日が来て日曜日になって…って繰り返してたら1年7ヵ月経ってて」そんな…ニートからなかなか脱却できない人みたいな理由で…笑
  • マ「今日はコンセプトライブということでね、最近ライブでやってこなかった曲もやっていきたいと思います。今日やった曲は明日ほとんどやりません!2、3曲しかかぶってないかな?」


しんぢさんの衣装のジャケット、逆台形型に包み込むように襟を立てて口元を隠している感じで…身も蓋もない言い方をすると怪我した猫が首に巻くカラーみたいな感じだったんですが、このMC中に普通の開襟みたいにしてました。

『アリバイ』ではマオさんが歌い出すと同時に銀テが発射!こんな序盤で出ると思っていなかったのでめちゃめちゃびっくりした。一本友人の頭の上に振って来たのでヨシヨシ^^って眺めてたら背後から必死の形相の人が奪い去りに駈け込んで来たのでめっちゃ飛んで先にいただいた。わざわざ移動してまで取りに来るなよこえーよ!!そして手に入れた銀テがこちらです。

アリバイの時だったかなー。花道に来たマオさんがぽんぽん弾む客席を見つめながら満足げに「うん!」って大きく頷いたのがとても印象的でした。誇らしげな表情がなんだかとてもマオさんらしかった。

続けて、『妄想日記』。ライブがあまりにも久し振りすぎて、序盤はステージ側も客席側もお互い探り探りな空気があったのだけど、この曲で「あ、こういう感じだった」とばかりにしっくり噛み合ったような気がします。

マオさんが「続けて行こうか!」と煽って『妄想日記2』!「男なんてね みんな同じ あなたもそうなの?」のところでセンターちょい下手寄りあたりでしんぢさんを指さして絡みながら歌うマオさんが怖かった。しんぢさん逃げて!!そしてこの時点でセトリがほんとうにしんぢ曲メドレー状態でぢヲタとしては大変満足でほくそ笑んでおりました。

  • ここでメンバーひとりひとりに振りながらのMC。まずはゆうやくん!
  • ゆ「妄想日記2でさぁ」マ「トゥーね!ツーじゃなくてトゥー!」突然のうざ絡み
  • ゆ「トゥーなの!?何そのマツケンサンバトゥーみたいなの!」
  • ゆ「俺いま感動したいい話をしようとしてるんだけど」
  • ゆ「マオくんが『妄想日記2もあるぞ!』って言ったじゃん、あの時なんかすげー感動してさぁ」マ「そこ!?なんで!?」ゆ「だって練習の時は言わなかったじゃん」マ「練習の時にそんなん言ったらおかしいだろ!私服で俺らしかいないのに『2もあるぞ!』って誰に向けて言うの 笑」
  • マ「っていうか『2もあるぞ!』なんて言ってないよ!そんなCMみたいに言わない!笑 『2もいくぞ!』とかじゃなかった?」ゆ「そうだっけ?でも何か感動したの!」
  • ゆ「だから妄想2の入りのドラムはいつもより強かったかもしんない」
  • ゆ「てかマオくんさっきから『トゥー』じゃなくて『ツー』って言ってんじゃん!笑」
  • ゆうやのMCの時、しんぢさんがタオル(今回のグッズのしんぢ&明希プリントのやつ)で汗をポフポフ拭いて、自分の顔が見えるように畳んで置いて仕込んでいたのを我々ぢヲタは見逃がさなかった

 

  • マ「明希くんはどう?(と言いながら明希ちゃんの方へ歩み寄る)」明「(おもむろにマオさんに向けて両手を広げる)」マ「(明希ちゃんの腕の中へ)」~HUG~
  • ゆ「えっどうしたの?今何でハグした?」マ「なんで?」明「近付いて来たからしとこうと思って」
  • 明「いやー、1年7かげちゅ…(噛)…噛むってことはMCを頑張ってるってことです!!」ひらきなおリズム
  • 明「俺、大きいライブの前はなかなか寝れなくて、今日も寝れないんだろうなって思ってたら…9時間寝ました!」マ「結構がっつり寝たね!?」
  • 盛り上がって行こうな的なことを言っていたんだけど、明希ちゃんがあまりにもMC上手になっていて驚いた。ソロとParty zooのお蔭かなー

 

  • マ「じゃあ次は…しんぢくん!」
  • し「(タオルの自分の顔と並べて)…写真と違うなぁ…」
  • マ「俺はこっち(本体)の方が好きだよ。こっちの髪形の方が好みだし」し「ちょっと崩れちゃったけどね(照)」
  • 喋りながら自分の顔の面を出したタオルでぱたぱた仰ぐもんだから、タオルのしんぢさんの顔がグニャ…グチャ…ヘナ…ってなっていって笑ってしまう
  • し「いやー、昔の曲やってると思い出すんですよ、この曲作ってた頃は大変だったなぁ…とか。憐哀とかなんですけど」
  • マ「あの頃は本当にスケジュールギリ(↑)ギリ(↓)…あっ今訛ったね…笑 なんだろうギリ(↑)ギリ(↓)って」
  • し「いやーでも本当にギリギリだったよね。電車の中で曲作ってましたもん」
  • マ「そんなことやってたの!?」し「やってたじゃん!憐哀のとある曲とか…」マ「あ、お別れの唄だ!電車で作ってたよね!お疲れっ!」軽いノリでwwwww
  • し「もう次の日にはレコーディングだから家に帰ってからやる時間がなくて、帰りの電車の中で鼻歌ループして覚えてメロディ考えて…」揺れる汽車の中流れる景色に涙ぐみうつむくしんぢ…
  • マ「あの頃は事務所でも若手だったからか、すごい遠いスタジオに通ってて。ライオンは子供を谷に落とすって言うじゃん?多分そういうやつで」ライオンは子供を谷に落としデンクルは若手をすごい遠いスタジオに通わせる いちおぼえた
  • マ「アンプとか持ってるから移動が大変なんだよねぇ。アンプわかる?たまに見かけると思うんだけど…。あれすごい重いんだよ。知ってた?まぁ俺は持ったことないんだけど」マオさんwwwwww
  • マ「街中でアンプ持ってる人たまに見かけると思うんで、そういう人を見かけたら『がんばれ!』って応援してあげてね」
  • し「いろんなことがありました…」後ろにてを組んでしみじみと頷くしんぢさん。隣のブロックから「おじいちゃん…」って呟きが聞こえてきて笑った
  • マ「…なんかしんみりしちゃったじゃん!せっかく俺盛り上げたのに!笑」し「(チャラーン…って切ないマイナーコードを弾く)」
  • し「いやー懐かしいねぇ…思い出すなぁ!!!」現役wwww

 

  • 客「マオー!!」って何回も呼んでもらってからマオさんMC
  • マ「これ色んな人が言ってるんだけど、武道館って広いのに距離が近く感じられるんだよね」後ろの方も見えてるよとかそんな話を少々。
  • マ「事務所のライブではよく出てる会場だけど、シドの単独公演では3回目らしいです」そうだっけ?サマーフェスタとメジャデとID-S限定と今回で4回目じゃない…?


MC明けは『レイニーデイ』。M&Wツアーで鬼のように聴いたので、なんだか懐かしかったなぁ。背景の映像は雨と傘だったっけな。

『暖炉』『ハナビラ』『夢心地』、としっとり曲を連続で。このあたりの曲、背景の映像がよかったなー。ハナビラでは花弁が舞って、夢心地では天井にステンドグラスっぽい柄がプラネタリウムみたい映し出されていてすごく綺麗でした。

  • マ「もう10曲もやってるんだよね」客「えー!?」マ「10曲!?何か飛ばしてない?…飛ばしてないなぁ」
  • マ「こっから戻ってこうか。ハナビラ、暖炉、レイニーデイ…ってもっかいやる?笑」
  • マ「楽しい時間はあっという間に過ぎていっちゃうね」

 

  • マ「俺たちは鮭の切り身みたいなところがあって」客「???????????」突然の鮭
  • マ「鮭って細いところ(※腹側のことだと思われる)の方が美味しいでしょ。油が乗っててしょっぱくて。昔は太い方(※背中側のことだと思われる)みたいに大きく見せてたけどパッサパサだったから」
  • マ「今のシドはこっち側(鮭の切り身の形を空中に描いて細い方を指さす)。そう!俺たちは脂が乗っている!」言いたいことは分かるんだけどなんで鮭
  • このトークのせいでKIRIMIちゃんを見るたびにマオさんが頭をよぎる身体になってしまったのでコラボグッズ待ってるぜ(?)


バタフライエフェクト』、背後のスクリーンにはPVの映像が。どうしても気になってPV映像を見てしまう…笑 『ENAMEL』でしんぢさんは黒の7弦ギターを使用していたはず。ここらへんから徐々にダークになってきていい感じ。

前の2曲を経てじわじわ温度が上がったところで『dummy』!明希ちゃんとしんぢさんが背中合わせで弾いてたんだけど、その時の二人のギラギラ感がめっちゃ格好良かったです。

やたら煽ってるなーと思ったら、本編ラストはまさかの『吉開学17歳(無職)』!手首が飛んでいくかと思った。

メンバーが下手から登場し、そのまま『硝子の瞳』。マオさんの衣装が黒のハットと赤×黒ボーダーのトップスでエルム街の悪夢感がすごかった。残りの三人は下はさっきの衣装のままで、上だけ今回のツアTにお着替え。

登場して立ち位置について、すぐに『硝子の瞳』。

  • マ「このTシャツの意味わかる?YOUっていうのはゆうやのことだからね」
  • マ「今日だけゆうって呼んで!せーの!」客「ゆーうー!」マ「違う!!ゆ(↓)う(↑)!!」きびしいwwwww
  • 客「ゆ(↓)う(↑)!!!」マ「いいじゃん」ゆ「…俺ぜんぜん響かないんだけど…(困惑)」

 

  • マ「ゆうやって『ゆうや』以外で呼ばれることってあるの?」
  • ゆ「ゆうくんとかゆうやくんはあるけど『ゆう』はない」
  • マ「ゆうやって感じだよね。ゆうって襟足長そう」何それwwwww」

 

  • マ「Tシャツと言えば新しいシドギャTシャツ!…来るとこまで来たなって感じするよね…笑」
  • マ「しんぢのあれもすごいよね。だっこちゃん」し「腕めちゃくちゃ伸びますからね」
  • マ「これ(ピアス)いいよね!」明「(ドヤ!ってカメラに向けてピアスをアピ)」
  • マ「俺もつけて帰ろっかな」明「ほんとに~~~~~~ぃ??????」
  • マ「お風呂入るときは外して、寝る前にまたつけよっかな」明「ほんとに~~~~~~ぃ??????」

 

  • マ「なんかね、昔の曲をやってるとその時のことを思い出して、その頃に戻れるような気がするんだよね。気がするだけだけど。戻れないけど。戻れるような気がしない?戻れないんだけど」いい話風味なのに戻れないことをあまりにも連呼してくるのでじわじわきてしまっ
  • マ「ここからもっと上げてくからね!(ファン歴が)古い人!しっかり引っ張ってね!」古い人wwwwwwwww
  • マ「いや、古い人っていうか…ヴィンテージ!そう、ヴィンテージだよ!ヴィンテージ!新品を引っ張ってってね!」客「「「新品(笑)」」」この客の声がめっちゃかぶっててすごい笑った


『循環』のイントロが流れて沸く客席。さらにマオさんが「やる予定はなかったんだけどメンバー紹介します!」って煽ってメンコ付きに!ゆうやの時、一回目は「ゆうや」だったんだけど、マオさんが「そうじゃないでしょ、ゆうでしょ!」ってコールが「ゆう」に。素直にゆうと呼ぶ客席と微妙な表情のゆうや。そのあと、明希ちゃんのメンコの背後に映り込んだゆうやが完全に無の表情になってて笑った。しんぢコールではカメラの前で手をS字みたいにヒュンヒュン動かしてからフェイスラインにピタッと沿わせて止めるみたいな謎の動きをするしんぢ。二回目のメンコの前にマオさんが「しんぢくんもう一回!もう一回面白いことやるよ!」ってハードルを上げるマオさん。先ほどと同じことを繰り返すしんぢさん。最後のマオさんのコール二回目は「マオにゃんでお願いします!」で久し振りのマオにゃんコール。

マオさんの「結婚しようか!」からの『プロポーズ』。立て続けに『隣人』!プロポ→隣人連続の流れめっちゃ好きなのですごくすごく嬉しかったよ~~~!!!!なんだこの大満足セトリ!首がいてぇ!と思っていたら、最後の最後にトドメの『眩暈』。フロアの温度もさることながら、サビで炎の柱がブワッと上がって灼熱地獄。

最後のご挨拶タイム、上手花道の前に行ってスタンドに向けてピックを投げようとしたしんぢさん、ピックを投げる前に髪の毛をチョイチョイッチョイチョイッて直しててうさたんの毛づくろいのような可愛さだった。なんなの?ピック投げる前におめかししたかったの??ソーキュートにも程があるしかわいすぎてなんなの?うさたんなの?昨日産まれたばかりなの?(?)

しんぢさんの後にゆうやが話し始めたなーと思ったら、いつの間にか明希ちゃんがいなくなってた。自由だ…笑 ご挨拶ラストはマオさんのナマ声「愛してます」で〆。あーこの感じもなつかしい…。

コンセプトライブってどんな感じなんだろうかと思っていたけど、ちょっと意外な選曲でした。「私は雨」と「レイン」は絶対やると思っていたし、夜だし雨だし全体的にしっとりな感じなのかとばっかり。これは予想外。そして咲き方もフももう忘れたわ~って思ったけど、普通にスッ…て咲いてたしフリも意外と身体が動いたのでDNAレベルで染み込んでいるのかもしれない。笑

夜はアキバでお肉をモリモリ食べて解散!明日もシドで集えるこの喜びよ…。

 

とてもすてきな写真ですなぁ!

 

HUNGER ハンガー@Gyao

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■あらすじ
目覚めると地下に監禁されていた五人の男女。用意されていたのは水の入ったドラム缶、簡易的なトイレ、そして手術用のメス。時間の経過と共に衰弱していく中、『食糧』として選ばれたのは――。そしてカメラ越しに惨劇を記録する『科学者』の正体とは。極限状態に陥った人間を描くソリッドシチュエーションスリラー。

 
※ネタバレ含みます

暇な夜に日本酒とホタルイカと枝豆をお供に鑑賞するのにとても良い映画でした。細かいところに突っ込んで行ったらキリがないので、こういうもんなんだな~なるほど~細けぇこたぁいいんだよ!!と割り切って目の前の映像を楽しめるタイプの人にはオススメです。ゆえにわたしはとても楽しめました。

閉じ込められたのは女医のジョーダン、元建築家のグランド、元夫にDVを受けていたアンナ、強盗殺人を犯したことのあるアレックス、無実の殺人罪を着せられているというルークの女性二名、男性三名の計五名。共通点として「過去に殺害の経験(もしくはその疑い)がある」ということが挙げられるものの、ジョーダンのみ語られず。医師だから患者の死亡経験がある、ということだったのかなーと思ったのだけど、犯人像を見るとそういうわけでもないのかなぁと。どうなんでしょう。

この監禁事件の首謀者である「科学者」。クレジットで「THE SCIENTIST」と書かれていたのでこう訳すけど、「観察者」という方が正しい気が。この科学者、幼い頃に母親の運転する車が崖下に転落し閉じ込められ、母親の腕を食って生き延びたという過去があります。どうしてこの「実験」を行ったのかは一切触れられないのですが、自分の取った行動が間違っていなかったと実証するために実験を繰り返していたのだろうか…。とすると、ジョーダンを選んだのは社会的地位のある医師という職業だったから?そういう人間でさえ人を食うことを選ぶことを証明したかったから…などと思ったのだけど、どうだろうなぁ。特に理由はないような気もする。笑

目的が分からないあたりが少しモヤモヤしてしまうのだけど、意外な人が生き残ったり意外な人が早々に脱落したり、予想外の展開が多くて楽しめました。ラストの逆転劇もお見事でした。

 

HUNGER ハンガー [DVD]

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名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)@新宿ピカデリー

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■あらすじ
百人一首の団体『皐月会』と対談を行う小五郎と共に大阪の日売テレビを訪れたコナンたちだったが、収録が行われる直前に爆破事件が発生する。爆発で怪我を負ってしまった皐月会所属の友人に代わり、和葉が高校生チャンピオンの大岡紅葉に挑戦することになるが、紅葉は和葉の幼馴染である平次の婚約者であると言い始める。そんな中、さらなる殺人事件が起こり…。


※ネタバレ含みます

周囲のオタク女たちが「平次の女になれる」と絶賛してたので土曜の午前中から平次の女になりに行って来たんですが、普通に面白くて小2のテンションで観終えてしまったし平次の女になる隙間なんかないじゃん!!!!!お前ら泥棒猫が過ぎるぞ!!!!!!!!!というきもちでいっぱいになった次第。和葉と平次という微妙なバランスの中に紅葉が投入されて引っ掻き回されて…という流れがラブコメテイストでとてもかわいい。ともすれば嫌な女になりがちな紅葉も、蓋を開けたら一途でおっちょこちょいでとても可愛らしかったです。

という感じで恋愛物系の苦手なわたしでもとても楽しめました。コナン映画は前回の純黒を友人に連れていかれて見たのが初めてだったんですが、大人にも十分楽しめる上、子供にもある程度理解ができるように作られているのは本当にすごいなぁ。今回も関心してしまった。一生懸命推理しようとするのもいいし、好きなキャラを愛でるもいいし、いろいろ楽しめて良いなぁ。

あと、2月にUSJのコナン脱出ゲーに参加していたので「ここが我々が救った大阪府警かぁ」みたいな気持ちになった。笑 あの脱出ゲー面白かったなぁ。

小4くらいの男の子たちが3人連れで観に来てて、阿笠博士の「えげつな~!」をキャッキャと真似していたのがとても微笑ましかったです。客層も老若男女さまざまで、さすが国民的アニメだなぁと思いました。来年も観に行きたいなー。

 

 

魔女は甦る/中山七里

 

魔女は甦る

魔女は甦る

 

 

 ■あらすじ
埼玉のとある集落で肉と骨が飛び散った凄惨な遺体が発見され、埼玉県警の槇畑が捜査に乗り出す。遺体は近隣の製薬会社に勤務していた研究員・桐生であることが判明するが、犯人の糸口は一向につかめない。さらに同じ地域で嬰児誘拐事件と複数の飼い猫の行方不明事件が連続して発生し、事件は混乱を極める。桐生の製薬会社での研究内容が明らかになるにつれ、事件は予想だにしない方向へと展開し…。

 

※ネタバレ含みます

初めて読む作家さんだったのだけど、最初の猟奇殺人感溢れる描写からグイグイ引きこまれて一気に読了。ミステリ、警察モノ、サイコスリラー、バディモノ、人間ドラマ、生物パニック…と様々な要素がこれでもかとばかりに詰め込まれて次々に展開していくので、息つく間もなく楽しめました。すごく色んなジャンルを書ける人なんだなぁと思ったら、「さよならドビュッシー」の著者でもあるのですね。未読だけど全く雰囲気の違う作品なので驚いた。

次々に現れるキャラクターがしっかり作り込まれていて、なんだか二時間ドラマを見ているようでした。槇畑と宮條のコンビも良かったのだけど、渡瀬と宮條のコンビ時代もものすごく見てみたいなぁ。

桐生の研究していたのは生物の攻撃性を著しく高める麻薬『ヒート』であることが判明。桐生を襲い、嬰児や猫を攫っていたのはヒート開発時に遺棄された実験動物を啄み、濃縮したヒートを取り入れたカラスだった…ということが判明するのだけど、設定が作り込まれているのでトンデモ展開にも関わらず「な、なんだってー!!ΩΩΩ」と楽しめました。

宮條は絶対に生きていると思ったので、あのままラストを迎えてしまうとは…。結局スタンバーグ社の悪事は暴かれることなく、美里は大怪我を負い、ラストでは槇畑が…という終わり方なので、後味の悪さが残ります。…と思ったら、ヒートを追う続編があるようです。こちらでは小手川くんと七尾がコンビになるのかな。スッキリしたいので早いとこ読みたいんだけど、こっちも後味の悪い終わり方だったら辛いな…。

■関連リンク

ヒートアップ

ヒートアップ

 

続編はこちら。

夏を殺す少女/アンドレアス・グルーバー

 

夏を殺す少女 (創元推理文庫)

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■あらすじ
マンホールに落下して溺死した元小児科医、山道を運転中にエアバッグが作動して事故死した市会議員――オーストリアで連続して不自然な死亡事故が多発する。そんな中、弁護士・エヴェリーンの先輩弁護士まで謎の不審死を遂げた。一方、ドイツでは精神病院内で少女の不審死が起こり、刑事・ヴァルターが調査を開始する。エヴェリーンとヴァルターが事件を追う内、無関係に見えた事件に同じ少女の姿が浮かび上がり…。


※ネタバレ含みます。

kindleでセールしていた+このミス海外部門受賞ということで軽い気持ちで手に取ってみたら、ものすごく面白かった!オーストリアとドイツでそれぞれ発生した連続不審死事件を追う女弁護士と男やもめの刑事、それぞれの視点で物語が展開していくのだけど、とにかくスピード感がアツい。後半で徐々に二人の距離が近付くあたりは手に汗握ります。

映像化前提で書いているのかと思うほど、章の切り替えのタイミングが映画的。何かに気付くor何かが起こる→別の視点へ、という流れが多いので、寝る前に読むと本を閉じるタイミングを逃しまくって夜更かし不可避。笑 冒頭の殺人のシーンは映像化しにくいけど、犯人目線で描いても面白そうなので、映像でも観てみたいです。

海外小説独特のウィットに富んだ言い回しも面白かった!エヴェリーンとパトリック、ヴァルターとゾーニャの今後も気になる。エピローグ的なシーンでのヴァルターと娘ちゃんのやり取りがとても微笑ましくて、重い事件の後の唯一の清涼剤でした。

■関連リンク

刺青の殺人者 (創元推理文庫)

刺青の殺人者 (創元推理文庫)

 

なんともいいタイミングで新刊が発行されておりました。セールはこの新刊のためだったのだな…!