■あらすじ
ロンドンに暮らす平凡な教師・ニールは、愛犬デニスと共に平和な日々を送っていた。ある日、遠く離れた銀河系を牛耳るエイリアンたちが地球を滅ぼそうと企てる。地球と言う星を存続させるに値するか調査するべく、ランダムに選出した代表者一名に全知全能の能力を授け、きちんと使うことができるか見定めることに。奇しくもその能力はニールに与えられるが、ニールはデニスと会話できるようにしたり、くだらないことに力を使うばかり。
ゆるーい気持ちで観に行ったらゆるーく面白くて最高でした。ニールの同僚の片想い相手に「同僚を崇拝せよ」と命じちゃうくだりが後半まで引きずられ続けて、毎度笑ってしまう。あのネタ、本作の鉄板芸すぎる…笑
おばかだけど一途なデニスがとてもかわゆい…！「犬あるある」が随所に散りばめられているので、愛犬家はよりいっそう楽しめるのではないでしょうか。お客さんだ！お客さんだ！！って吠えちゃうとことかほんとかわいい。
そんな愛犬デニスのCVはロビンウィリアムズだったそうで、本作が遺作でもあるのですね。最後の最後の作品でも人々を笑顔にしてくれたロビンウィリアムズ、さすがです。エンドロールでの演技の様子にもほっこりさせてもらいました。優しくて愛のある演技をされる名優だったなぁ。もっと演じているところを見たかった。
そう言えばシネクイントもパルコの改装に伴って閉館してしまうのね…。改装後の運営は未定とのことで、シネマライズに続きシネクイントまで…と思うととてもかなしい。渋谷の映画館、次々にクローズしてしまうなぁ…。もしかしたらこの作品がシネクイントに行く最後の映画だったかもしれない。
