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SHERLOCK 忌まわしき花嫁@シネ・リーブル池袋


『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』本予告

 

■あらすじ
ジョン・ワトスンは、第二次アフガン戦争に軍医として従軍するものの、肩を負傷して帰国する。傷心のままロンドンに至り、これからの生 活を考えあぐねていると、かつてバーツで同僚だったスタンフォードに出会う。彼の紹介でシャーロック・ホームズに出会い、2人はベーカー街221Bで共同 生活を始めることになる。
時代は下って1895年のクリスマスへと移る。ワトスンの口からこれまでホームズの活躍を多数記録してきた旨が語られるが、「ホームズを肉体的・精神的に最も追い詰めた事件」として、「忌まわしき花嫁」の話が始まる。
WikipediaSHERLOCK 忌まわしき花嫁」2016年4月5日 (火) 20:21(UTC)より

 有休とって映画観るデー2本目にしてラスト!シャーロック行って来ました~。

上映前に「脚本家スティーブン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅(5分)」、上映後に「シャーロック製作の裏側 主要キャスト・スタッフとともに (10分)」の上映あり。普通の映画のつもりで観に行っていたら何事かと驚いたと思う…笑 テレビシリーズは「シャーロック・ホームズが現代で活躍したら」という現パ ロ二次創作的作品なのだそうで、本作はそれを再びヴィクトリア朝に戻したもの。…という話を友人に聞いて把握していたので、序盤は楽しく観れました。

が、 これやっぱりテレビシリーズをちゃんと見てないとだめだ!わからん!モリアーティが出てきたあたりから「?」となり始め、突如現れた現代の航空機内のシー ンではますます「???」に。マインドパレス的なアレだということはわかったものの、全体の構造を把握していない自分には分からないところも多数…。マイクロフトとの会話に出てきた「データとウイルス」ってヴィクトリア朝にはありえない概念のような気がするんだけど、このあたりもマインドパレスへの伏線 だったのかしら。

そんなこんなで少々モヤモヤが残りましたが本作の「犯人」、とても面白かったです。衣装や舞台美術も美しく、目にも楽しかったなぁ。あと推理シーンでの映像の撮り方や、現代パートとヴィクトリア朝パートが交錯していく演出もすごく面白かった!

そう言えばこれ、テレビシリーズであることを全く告知していないように思ったんだけど、「ホームズの映画を観るぞ~」という気分で臨んだ人はがっかりだったのでは…?ちょっと宣伝がずるいなーと思いました…。最近こういうちょっとずるい映画広告が多くて悲しいね~しょぼん